優しさ届ける広い空！３

＊１３５話　一緒にいたいなら ページ44

か「何か問題がある？」

貴「え…いや…その…」

問題っていうか…

貴「私、みんなに酷いことたくさんしたのに…これからがあっていいのかなって…。これからも、みんなと一緒にいてもいいのかなって…」

の「Aちゃん、まだそんなこと言ってる」

り「鈍感…」

失礼な

何故か急にディスられたんですけど

貴「どういう意味さ」

う「そのまんまの意味ですよ？」

そのまんまって言われても、そのまんまが分かってないからきいてるんだよね

貴「？？」

マ「はぁ…。あのねぇ！」

貴「！？」

耳元で叫ばないで…鼓膜が破れる

マフィン私に抱き着いてるからね？

そのこと忘れないで？

マ「さっきも言ったでしょ。私は、私達は、Aと一緒がいいの！Aと一緒じゃなきゃいやなの！」

こ「それなのに、一緒にいることを拒んだりするはずないでしょう？」

貴「・・・でも…」

私、パルミエ王国だって…

か「Aが…本当に私達と一緒にいたくないと思っているのなら、私達はこれ以上Aに話しかけないわよ」

かれんさんは冷たい目をしていた

貴「っ！」

り「な！？ちょ、かれんさん！それはいくらなんでも…」

か「どうなの？Aはどう思ってる？」

私は…

貴「・・・私は、みんなと一緒にいても…いいんですか…？」

こ「むしろ、一緒にいてほしいってさっきから言ってるじゃない」

貴「！私…私…みんなと、一緒にいたいです…。喋ったり、ご飯食べたり、遊んだりするの…みんなとがいいです…！」

みんなを避けてたのはほんの１週間くらいなのに、みんなと一緒にいられないことが辛くて、苦しくて、しょうがなかった

う「Aさん…」

か「そう。だったら、迷うことなんてないでしょう？」

え…？

の「だね！一緒にいればいいじゃん」

コ「ココ達もAに戻ってきてほしいココ」

ナ「Aがいないと、店も全くと言っていいほど片付かないナツ」

り「素直じゃないんだから」

みんな、優しすぎるよ…

の「確かにお掃除苦手だけどさ…全くっていうのはいくら何でも…って、Aちゃん！？」

貴「」

こんなの…泣いちゃうじゃん

う「どうしたんですか！？」

り「か、かれんさんが意地悪なこと言うから…」

か「え、私のせいなの！？」

みんなのせいではあるけど

貴「ちがっ…！そうじゃ…なくて…ごめ…嬉しくて…ありが…とう…」

マ「A、こらえなくていいから、いっぱい泣きなさい」

貴「っ！う、うわぁぁぁぁあぁあぁあ…！」

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