プロデューサーがなんか最近可愛い【あんスタ】 (ページ8)

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ワルツなんて洒落たもんできない。ページ8

キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴って、奏汰先輩に『じゃあまた今度お会いしましょう！』といい、教室に向かう。

私はびしょ濡れのまま廊下をくるくる回りながら歩く。
私は踊れないのでねっ！それっぽいことをやるのだよ。

そして、ガラっとドアを開けながら『うぃーっす！』って言う。

「あっ。Aさん！おは……え？」

『ん？どうしたん？鉄虎くん？』

「ちょっちょっ。お、俺なんも見てないッスからぁ！！」

真っ赤な顔して教室を飛びだした鉄虎くん。

…なんぞや。

『友也くん。鉄虎くんどうしたの？』

鉄虎くん同様、少し頬が赤い友也くんに問いかける。

「はぁ。全く。Aは自分の格好を見直せよな。」

『んん？……あ。えへへっ☆』

今日は暑いから上にはワイシャツくらいしか着てないため、ブラが透けていた。

「えへへじゃないだろ？もう、ここは男子校みたいなもんだから、あんまり気を抜くなよ。」

『いやぁ。実は今日タオルを忘れてきてしまってね。アハハ…ハハッ…。』

なんとかこの微妙な空気を変えるために、笑いをほどこそうと思ったのだけれど、みんな無言で目をそらす。

この沈黙がツライわ。

するとそこに、

「Aいるかー？」

ってドアを開けながら真緒先輩が入ってきた。

「って！おまっ！ちょ、ちょっと待ってろ！」

３分後。

先輩がタオルを持ってずかずかと入ってきた。

『先輩？…ほわっ！？』

タオルで私の頭を拭いてくれる真緒先輩。

ぽんぽんしながら拭いてくれるから、ちょっと眠くなってしまう。。

「あっ！やべっ。ホームルーム始まるからもう行くな。」

『ありがとうございました！真緒先輩、助かりました！』

「気にすんなって、これくらい。ああ、放課後生徒会長さんがお呼びだぜ。なんだっけなぁ、おまえが割った窓？についてらしいぞ。」

『うあ"っ！…忘れていたと思ってたのに…。』

「まぁ、頑張れよ。もう割るなよなー。」って言って先輩は教室に戻って行った。

それにしても、放課後かぁ。まっ！いつものことだしねー☆説教なんてこわくないしぃ～？…あはは‥。

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１１.８

誤字がありましたので修正しました。
私はいつになったら修正しなくてすむお話をかけるのか、疑問に思う今日この頃…。