【銀魂3z】イケメンだらけの寮生活?! -２-

59.妙)沖縄料理も悪くないわね^^私の卵焼きには適わないけど^^ ページ23

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銀｢な？何もいねーだろ？｣

A｢…いませんね…｣


薄暗い通路を抜けた先には自販機コーナーがあっただけで、人の姿はどこにも見当たらなかった。

一体さっきの視線は何だったのだろうか。

先生は私を近くのソファに座らせると、
アイスクリームの自販機をピッピッと音を鳴らしながら選択し始めた。


ん〜、でも今の私にアイスクリームはかなりキツい。
お腹の調子がまだ全然良くなっていない。


銀｢ん。やるよ。｣

A｢先生ごめんなさい。私今ちょっと…｣


アイスクリームを差し出されたと思い、謝罪をしながら先生の方へ視線を向けると、その手には温かいお茶が握られていた。


A｢え、｣

銀｢腹の調子でも悪ィんだろ。これ無理に飲まなくてもいいから、腹に当てとけ。｣

A｢…ありがとうございます。｣


すごい。なんか意外だ。

死んだ魚の目しててもちゃんと人のこと見てるんだなぁ。少し見直してしまった。


そして先生は｢よっこらせ。｣と言いながら隣に腰かけると、私の視線に気づきニヤニヤし始めた。


銀｢あ、もしかして今俺の事見直しちゃったぁ？｣

A｢…先生、そういうとこですよ。｣


なんで自分で言うかな。
せっかくちょっとカッコいいなとか思ったのに。

…まぁでもこの様子だと、


A｢先生かなりモテそうですね。｣

銀｢なになにいきなり。まぁ否定はしねぇけどな〜｣

A｢そしてかなり女の子を誑かしそうですね。｣

銀｢え、そんな風に見えんの俺。｣

A｢先生はまだご結婚とかされてないんですか？彼女は？｣

銀｢おめェは平気で痛いとこつくよなァ…それが居ないんですわ。生徒には結構好かれるんだけどな〜｣

A｢じゃあ好きな人とか居ないんですか？｣


私が何気なく問いかけると、

先生はソファの肘掛に頬杖をつき、私の顔をじっと見つめた。



銀｢……絶賛片想い中。｣

A｢…そうなんですか。｣

銀｢強硬手段が通用しねェって事が分かったから今試行錯誤してるとこ。｣

A｢大変そうですね。｣

銀｢…まじで鈍感すぎんだよなァ…どうしたもんかねぇ…ハァ…｣

A｢人の顔見て溜息つくのやめてくださいよ…私何かしましたか…｣

銀｢……(…末恐ろしいわぁ…。)｣




それから私は暫く先生と談笑した後、何事もなく再び広間へ戻った。




前に突然噛み付かれた事があったから少し身構えていたんだけれど、

私の気にしすぎだったようだ。







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60.貴/神)あなたはも〜忘れたかしら〜、赤い〜手拭い〜マフラーにして〜♪→←58.銀)誰も集合時間守んねェじゃねぇかァァァァァァ！！！！！

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