２９４話 ページ28
貴「ねぇ、これやっぱりやめない？」
ソロ「なら、見に行くのやめるか？」
貴「うっ、それはやだ」
只今私はソロモンにお姫様抱っこという形で見送りに来ています
────ソロ『お前はまだ歩けないんだから俺が抱っこして行くからな』
数分前にソロモンにそういわれ、
見送りに行きたかったため渋々承諾したが、
流石にこれは恥ずかしい
少し高い所から見送っているため、
幸いなことに周りに他の生徒はいない
貴「今年も色々あったね」
ソロ「ああ」
ソロモンの上に座って眺めている私を後ろから抱きしめながら答えるソロモン
ソロ「まぁ、この調子じゃ来年も何か起こりそうだけどな」
貴「ふふ、そうだね」
下を見てみると、そこには見慣れた姿の三人がいた
貴「おーい！ハリー！ロン！ハーマイオニー！」
大きな声で呼ぶと、辺りをキョロキョロする三人だが、
ロンが上だと言うように指を指して、
やっと気づいた三人
三人に手を振ると笑顔で振り返してくれる三人
ハマ「もう体は大丈夫なのー！？」
大声でそう聞くハーマイオニーに私も大声で答える
貴「ええ！心配かけてごめんね！！」
ハマ「心配だなんて、、、無事でよかったわ！」
ハリーはまだ何か言いたそうにしていたが、
後で話せるということで、二人と一緒に行ってしまった
ソロ「何もここで会話しなくても、、、」
貴「ご、ごめんね」
私が近くで叫んでたため、耳に手を当てているソロモン
ソロ「傷は残らないそうだ」
包帯が巻かれている腕を見ていると、
その腕を優しく撫でながらソロモンが言った
貴「そっか、ならよかった」
ソロモンがまた暗い顔をしていたので
気を紛らわすように部屋に戻るように言った
貴「さてと、私たちもそろそろ戻ろっか」
ソロ「ああ、帰る支度もしないとな」
帰る時も勿論お姫様抱っこでした
帰りは何人かの生徒に出会って、恥ずかしかった
恥ずかしくてソロモンの胸に顔を収めていると
ソロモンはどこか嬉しそうに笑っていた
ムカついたので少し殴った
まさか次の年にあんな大変なことが起きるなんて
この時の私たちはまだ知らなかった─────
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 209人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
刹那(プロフ) - すっごく面白いです！続きが気になります！更新楽しみにしています！ (2018年3月4日 11時) (
レス) id: a998d0df73 (このIDを非表示/違反報告)
ハクしろ(プロフ) - 瑛瑠さん» そう言っていただけると嬉しいです！ありがとうございます！！これからは少しずつでも更新していくつもりです！！ (2017年12月7日 0時) (レス) id: 7c4e652313 (このIDを非表示/違反報告)
ハクしろ(プロフ) - ミイさん» ありがとうございます！そう言ってもらえると嬉しいです！これからはなるべく更新するようにします！！ (2017年12月7日 0時) (レス) id: 7c4e652313 (このIDを非表示/違反報告)
ハクしろ(プロフ) - みゃーやんさん» ありがとうございます！更新お待たせしました！！ (2017年12月7日 0時) (レス) id: 7c4e652313 (このIDを非表示/違反報告)
ハクしろ(プロフ) - 四季神さん» ありがとうございます！これからはなるべく更新できるようにします！！ (2017年12月7日 0時) (レス) id: 7c4e652313 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハクしろ
| 作成日時：2017年1月3日 0時
