第百四十五話 真実 ページ8
A side
シャルルってばすごいなぁ……未来を見ることができるだなんて
…私も、未来を見る事ができたならこんな事は防げたんだろうか
「やっぱりアンタが裏切るってわかってたわよ!!!!あれだけギルドの仲間って言っておきながら!!!アンタはウェンディを!!!!ウェンディを!!!!」
『……』
「アンタはウェンディから奪ったのよ!!!アンタなんて
『ごめんね…私って本当に弱いや……』
まだあのアズマとかいう奴の気配が残っている…また何かやられても困るからな…姿を消すしかない、か…
…………
No side
「ウェンディ!!!しっかりしてウェンディ!!!!」
「うぅ…」
「早く魔法でキズを治すのよ!!!」
「シャルル…あのね…」
お腹から血を流し、弱弱しく地面に倒れているウェンディに駆け寄るシャルル
「やっぱり私の言ったことは正しかったでしょ!!!Aはアンタに危害を加えた!!!!!!」
「ちがうの…Aさんは…」
ウェンディが言葉を紡ごうとすると、ウェンディの体が光出す
「ウェンディ…アンタ…光って…」
「どうやら、エドラスでも見たAの幻覚魔法のようだな」
「!?」
「オレ…あんなにボロボロだったのに…それに…何故オレを…」
「Aが消える前に治療してくれたらしい。その証拠に…オレたちのケガも治っているだろう」
「な…なんで…でもウェンディは!!!」
光が消えると同時にウェンディの体の傷が消える
「シャルル…Aさんね、私にだけ本当に起こっていることを見せてくれたの。多分シャルルが見てたのはAさんが見せた幻覚魔法…グリモアハートの人を騙すため、あの状況で私たちを助けるためにはアレしかなかったんだよ」
「じゃ、じゃあアンタ…お腹…」
その証拠にウェンディの体にはお腹の穴どころか傷一つない
「うん、全くなんともないよ…助けられちゃったな…」
「砂や土はついているが掠り傷一つない…体力も戻っているようだ」
「…何…ソレ…Aは私たちを助けたっていうの…？」
「シャルル達が何を見たかはわからないけど…やっぱりAさんっていい人だよ…それに、すごい人なんだよ…」
シャルルは俯いて考える
「……」
「ふぁ…なんだか…すごく眠い…」
「治してもらったとはいえさっきまで気絶するような重症だったからな…敵がいるというのに寝てしまうとは…不覚……」
「オレは…戻らねえと……くっ…」
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EMIKO(プロフ) - わかりました!!フォローしました!! (2020年5月11日 22時) (
レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
大和(プロフ) - EMIKOさん» 報告ありがとうございます！小説の方にツイッターを張らせていただいたのでなにとぞよろしくお願いいたします (2020年5月10日 19時) (レス) id: ef283ab9cd (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - イラスト描けました!!夜分遅くにすみません、、、 (2020年5月10日 3時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
大和(プロフ) - EMIKOさん» ありがとうございます！楽しみに待っていますね！ (2020年5月4日 14時) (レス) id: ef283ab9cd (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - わかりました!!出来上がり次第お知らせします!! (2020年5月3日 12時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大和 | 作成日時：2020年4月29日 2時
