第百八十三話 頼れる男 ページ46
No side
「それが、俺たちの妖精の尻尾フェアリーテイルだ！！テメェみてぇに死んだまま生きてんじゃねぇんだ…命懸けで生きてんだコノヤロー…!!変わる勇気がねぇなら、そこで止まってやがれ！！」
「喧しい、小鬼よ」
「ぐあっ！」
「ナツ……!!」
「恨むなら、マカロフを恨めよ」
「やめっ……!!」
「マカロフのせいで、汝は苦しみながら死ぬのだ」
「よせっ……!!」
「ひぐっ……うぅっ………」
「お前は……じっちゃんの仇だ…」
「もうよい……消えよ」
「やめてーーーーー!!!!」
大きな雷光があたりを照らす
一筋、いかずちが戦艦を貫く
「ん？」
「こいつがジジイの敵か…ナツ」
「ラクサス…！」
「小僧…!?」
「…ふんっ!!」
「ラクサス……」
「ラクサスが、来てくれた…！」
「この人がマスターの…」
「………」
「此奴…マカロフの血族か」
「ふっ…情けねぇな。揃いも揃ってボロ雑巾みてぇな格好しやがって」
「…だな！」
「なぜ、お前がここに…」
「先代の墓参りだよ…これでも元妖精の尻尾フェアリーテイルだからな。俺はメイビスの墓参りに来たつもりだったんだがな…こいつは驚いた。二代目さんがおられるとは…折角だから墓を作って、拝んでやるとするか…！」
「ふっ、やれやれ…小僧にこんな思い上がった親族がいたとはな」
「ふ!!」
「ふむ、中々の身のこなしにその魔力…小僧め、ギルダーツ以外にもまだこんな駒を持っておったか」
「ハッ、前にジジイが言ってたっけな…強ぇ奴と戦うとき、相手の強さは関係ない。立ち向かうことの方が大事だってな…だよなぁ？ナツ」
「ラクサス…」
「下らんな…弱者の言い訳に聞こえるぞ。準備運動はもう良いだろう？かかってこい、小童！」
「面白ぇ…！」
「ちょ…嫌な予感がするんですけど……！」
「ふんっ!!」
「くっ、…!!?これは…天照式の…」
「散れぇい！！」
「しまっ―――」
「うっ…くっ！」
「うわあっ…！」
「これを食らった者は四肢の力を失い、まともに動くことは不可能。たとえ防いだとしても、その魔力の消耗は致命的…ぐわっ！」
「すげぇ…！」
「こんなに強かったのか…ラクサス…」
「今の威力で片足分だ。まだもう片方もある、両手もある…頭もあれば全身もある！全部一撃に込めたら何倍どころじゃねぇ……試してみるか？」
「言うわ！若さ故の自信か！魔の領域において必要な物は、若さとは違うのだよ！若さとは!!｣「ぬかせ!!」
「くっ…」
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EMIKO(プロフ) - わかりました!!フォローしました!! (2020年5月11日 22時) (
レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
大和(プロフ) - EMIKOさん» 報告ありがとうございます！小説の方にツイッターを張らせていただいたのでなにとぞよろしくお願いいたします (2020年5月10日 19時) (レス) id: ef283ab9cd (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - イラスト描けました!!夜分遅くにすみません、、、 (2020年5月10日 3時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
大和(プロフ) - EMIKOさん» ありがとうございます！楽しみに待っていますね！ (2020年5月4日 14時) (レス) id: ef283ab9cd (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - わかりました!!出来上がり次第お知らせします!! (2020年5月3日 12時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大和 | 作成日時：2020年4月29日 2時
