第百七十五話 打倒ラスティローズ ページ38
A side
『言葉とは正確に使うべきだ…お前も自分の望むものを具現化する魔法を使う者ならば考えるべきだろう』
フリードにも昔からずっと言い聞かせてきた
言葉一つで人生が変わってしまう事もあるんだ
「そんな事はどうでもいい!!!ベルファースト!!!!とっととコイツを…!!!」
『そうか…わかっていただけないなら残念だ。セイズ魔法【
「オレの魔法…!!?」
「さっきの奴のか!!!」
こいつは生物ではないから闇の滅竜魔法を使うこともできる、が
まだ皆には隠している事もある…無暗にあの魔法を使いたくはない
ビックスローの魔法が使えることも…後で説明しないといけないだろうが…まだその方がいい
…なんとでも誤魔化すことはできるだろう
ラクサスもエバもビックスローもフリードの術式の魔法はつかえるんだ…少し系統はちがっても昔からよく魔法を見てたから使えるようになったっていえば多少苦しいが誤魔化せるだろう
『S級魔導士昇格試験…それは未来を担う若者たちの覚悟!!!みんななりにたくさんの事を考えてこの試験に臨んでいた!!!!それを踏みにじるなど…あってはならない!!!!私は……みんなの先を行くものとして…お前たちを許さない!!!』
「姉さん…」
S級魔導士昇格試験にみんながかけてきた思いはしってる…私だって当時はそうだった
それを闇ギルドなんかに邪魔されるわけにはいかないんだ…
「そんな事知ったこっちゃあないね!!!オレたちにはオレたちの野望がある!!!」
どこまでも自分勝手な奴等だ…所詮は闇ギルド、か
『とっとと仲間をつれてこの島から出て行け…さもなくば私は、お前たちを…』
「ﾋｯ…ヒィッ…あ…ああ…」
魔力を開放していくと辺りがその圧に耐え切れずぺきぺきとひびが入っていく
ああ、久しぶりに魔力を開放するな……みんなが怖がらないといいんだが…
メガネの男が気絶すると、ディンギルの塔からみんなが解放される
よかった、怪我はひどいけどみんな無事みたいだ
「姉さん!!!!」
「姉ちゃん!!!!」
「う…あ…」
『みんな大丈夫!!?…ひどいケガ…まとめて治療するから』
「A…さっきの……」
『私が来るまでよく頑張ったな。…緑モード、紺碧玄武…植物たちよみんなの傷を癒してくれ…』
「……」
「わぁ！」
「傷が治って…体力まで回復してる…！」
「A!!ありがとう!!でもどうしてここに」
『変な塔みたいなものが見えたから…』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 119人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
EMIKO(プロフ) - わかりました!!フォローしました!! (2020年5月11日 22時) (
レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
大和(プロフ) - EMIKOさん» 報告ありがとうございます！小説の方にツイッターを張らせていただいたのでなにとぞよろしくお願いいたします (2020年5月10日 19時) (レス) id: ef283ab9cd (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - イラスト描けました!!夜分遅くにすみません、、、 (2020年5月10日 3時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
大和(プロフ) - EMIKOさん» ありがとうございます！楽しみに待っていますね！ (2020年5月4日 14時) (レス) id: ef283ab9cd (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - わかりました!!出来上がり次第お知らせします!! (2020年5月3日 12時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：大和 | 作成日時：2020年4月29日 2時
