第百七十一話 負けるなエルザ ページ34
No side
「タワーバスト!!!!」
「うあああああああ(この男…なんて魔力なんだ……本当に強い!!妖精の鎧も煉獄の鎧も破損中……どうする!?…そういえば先週誘惑の鎧というものを買ったな)きゃ…却下する」
「一人言かね」
｢(さて……どうしたものか…こいつの魔力を上回るには全魔力を攻撃に集めねばならんな。防具に魔力を使う訳にはいかない…すなわち防具は不要…ﾞ剣"に全魔力を集中させる…防具を捨てねば握る事さえできぬ剣……)いでよ…妖刀……紅桜!!!おおおおおおおお」
「来い!!!
「何！？」
「うおおおおお」
「うぐっ」
「あああぁあぁあぁ」
「大地に眠りしﾞ天狼"の魔力を開放する」
「くそっ」
「
「うああああぁぁあぁ」
「
……………
[評議院]
「エルザ…」
「ん？…何か言いました？ジークレイン様」
「バカ!!コイツァジェラールだ!!!!評議員だったジークレインの正体なんだよ」
「昔の癖でつい……」
「コイツァオレたちの評議院を破壊した…信用を地の底まで落としてくれた大悪党だ」
「オ……オイ……何か呪文を唱えてんじゃないのか？」
「魔封石でできた牢の中じゃあらゆる魔法は使えやしねーよ…試してみるか？」
「な…何を」
「うぐ…うぐぐ」
「ホレみろあのジェラールが何もできん」
「や…やめろってナダル」
「うううぐうう…」
「おまえさっき何をブツブツ言ってたんだ、ん？」
「う……ぐっ」
「そういやここの所ろくに飯も与えてねえしなハラでも減ってんのか？」
「ハア……ハア…」
「いいだろう｢食事をくださいナダル様｣って言ってみろちゃんと言えたらメシを喰わしてやる…言えなかったら一週間飯抜きだぜ」
「……」
「んー？」
「エルザ…負ける…な」
………
「〔エルザ…〕」
「(ジェラール!!?)ぐはっゲホッゲホッ」
「!?」
「ガフッゲホッ…う……く……」
「バ…バカな…天狼島の膨大な魔力をぶつけたんだぞ」
「ハァーハァー……(ジェラールの声が…した？そんなハズはない!!!甘えるな…流されるな…あいつはもういない……思い出に寄り添うな…意識をたもて……私はみんなを守る為に立ち上がるんだ!!!!!)」
「(恐ろしい……恐ろしくて胸が弾むね)」
「ぐっ…はぁっ」
「オマエの名は生涯……忘れる事はないだろう」
「くそっ」
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EMIKO(プロフ) - わかりました!!フォローしました!! (2020年5月11日 22時) (
レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
大和(プロフ) - EMIKOさん» 報告ありがとうございます！小説の方にツイッターを張らせていただいたのでなにとぞよろしくお願いいたします (2020年5月10日 19時) (レス) id: ef283ab9cd (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - イラスト描けました!!夜分遅くにすみません、、、 (2020年5月10日 3時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
大和(プロフ) - EMIKOさん» ありがとうございます！楽しみに待っていますね！ (2020年5月4日 14時) (レス) id: ef283ab9cd (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - わかりました!!出来上がり次第お知らせします!! (2020年5月3日 12時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大和 | 作成日時：2020年4月29日 2時
