第百五十二話 ミラVSアズマ ページ15
ミラ side
この人……すごく強い
変身してないこのままだと間違いなく勝てない…けど…変身できる魔力ももう残ってない…
「うあっ」
「きゃあ」
「子供や女ばかりではまるで力が出せんね」
「ミラ姉!!!サタンソウルを!!」
「そう何度も使える魔法じゃないのよ」
「姉妹？まさか……おまえはあの魔人ミラジェーンか!?」
「昔の話よ」
それに…すぐ近くにはリサーナもいる……本気で戦えるかしら…
「ミラ姉が本気になればめちゃくちゃ強いんだからっ!!」
「そうか……一度本気になった魔人と手合せ願いたいのだがね」
「………」
「どうした？本気にはなれんのかね」
「あんたなんか私の魔法で十分よ」
「ダメよリサーナ!!逃げたほうがいいわ…この人…ものすごく強い。まるで…初めて会った時のAみたい…」
「…こんな事はしたくないのだがね」
今の私じゃ……
「なにコレ」
「リサーナ!!」
「3分後大爆発を起こす…おっと、余計な力は外から加えん方がいい。解きたければこのオレを倒す事だ!!」
「うう…抜け…ない…」
ダメ!!!このままじゃ…リサーナが……
「卑怯者!!!」
「あの魔人と戦えるのならオレは何でもするがね」
「ミラ姉!!」
魔力が…もちそうもないけど…やるしかない!!!
「ぐほぉ…これだ…!!この感覚…最高だね」
「うあっ」
「ミラ姉!!私の事はいいから集中して!!」
「くっ」
「チェインバースト!!!!」
「リサーナを解放しろ!!」
リサーナを早く助け出さないと!!!
「強い!!やはり強い!!!これほどの高揚感は久しぶりあね…何をよそ見してるかね!!!」
「あう」
「バーストクロウ」
「ミラ姉!!!」
「さすがだ……もっと楽しもうミラジェーン」
ダメだ……こいつ強すぎる……!!せめて魔力が全快ならば……
「ミラ姉!!」
「何をするつもりかね!!…無駄な事を!!!それはオレを倒さねば解けんぞ…さあ!!時間がないぞ!!!もっと本気を見せてくれんかね!!!」
「ごめん…くやしいけどアイツを倒すだけの魔力が残ってない」
「え？」
「今の私には無理だわ」
「ミラ姉」
「でも私は信じる…アイツを倒せる人がギルドに必ずいるって信じる」
Aだったら…弟を守りながら戦えたのかな…
「なに……言ってんのよミラ姉…」
「だからお姉ちゃんは降参しちゃうけど……心配しなくていいわ。リサーナあなただけは二度と死なせない」
「ミラ姉ーーーー!!!!ミラ姉…やだよ…ねぇ…起きて…ミラ姉…」
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EMIKO(プロフ) - わかりました!!フォローしました!! (2020年5月11日 22時) (
レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
大和(プロフ) - EMIKOさん» 報告ありがとうございます！小説の方にツイッターを張らせていただいたのでなにとぞよろしくお願いいたします (2020年5月10日 19時) (レス) id: ef283ab9cd (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - イラスト描けました!!夜分遅くにすみません、、、 (2020年5月10日 3時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
大和(プロフ) - EMIKOさん» ありがとうございます！楽しみに待っていますね！ (2020年5月4日 14時) (レス) id: ef283ab9cd (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - わかりました!!出来上がり次第お知らせします!! (2020年5月3日 12時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大和 | 作成日時：2020年4月29日 2時
