鬼龍さんに食べられそうです！？ (ページ9)

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8:生徒会ページ9

鬼龍紅郎side

椚先生にはなんで喧嘩してたか言えないが、軽く注意をされた

蓮巳は生徒会ということもあって、かなり怒られてたが……

｢悪かったな……蓮巳｣

蓮巳:｢悪いと思うならもうするな！と言っても辞めないだろうが……｣

｢そう言えば、どうしてAの教室にいたんだ？｣

蓮巳:｢あぁ、それはお前が何かしかねないと思ったから心配しただけだ｣

やっぱり……蓮巳はなんだかんだ言って俺を心配してくれる。

とても嬉しいが、やっぱりAを諦められないと思ってしまう

でも、その日はAが空手部に来ることは無かった

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Aside

昨日の事があって、まだ不安だけど、部活したいし……そう思って部活に向かおうとすると、蓮巳先輩に全力で止められた

『だ、大丈夫ですって！たぶん……』

蓮巳:｢バカなのか！？もし襲われでもしたらどうする！｣

『大丈夫です！私、空手が得意ですし……』

蓮巳:｢その割には昨日鬼龍に襲われかけてただろう！｣

『そ、それは……』

蓮巳:｢もう部活には行くな！｣

『な、なんで蓮巳先輩が決めるんですか！？』

蓮巳:｢いいから聞け！｣

『そんな、理不尽な………』

蓮巳:｢あぁ、そう言えば英智が呼んでたぞ｣

『えいち？あっ！天祥院英智様ですか？』

蓮巳:｢あぁ。お前に話があるそうだ。このまま生徒会室に来い｣

本当は部活に行きたかったし、英智様とは週末に会う約束をしていたからわざわざ生徒会室なんて行きたくないけど……

蓮巳先輩怖いんだもん！！師匠と同じくらい？いや少し低いけど、身長高すぎ！！

仕方なく生徒会室に着いていくと、まだ英智様はいらっしゃらなくて、他のメンバーがいた

姫宮:｢うわぁ！本当にボクより小さーい！｣

伏見:｢確か……梍様でしたね？ようこそ生徒会室へ。お茶をお入れ致します｣

衣更:｢おっ、噂の子か～！こんにちは！｣

蓮巳先輩は怖いし

ピンク頭の人は身長のことバカにしてくるし

前髪を止めている人は私の事子供だと思ってそうだし

執事っぽい人しかまともな人いないな！うん！きっとそうだ！

姫宮:｢お前、今失礼な事考えてない？｣

『えっ！いや、まさか……』

蓮巳:｢英智が来るまで待っていろ｣

この状態で！？生徒会室最悪！！