【黒バス】きっかけは突然に10

No.395 ページ4

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あ…。
あった……下手したら大爆発になるけど…方法が…。


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『真っ…家庭科調理室…！！
3階の家庭科室に行こう…！！』



花宮「は？調理室…？」

『考えがあるの…！！』


花宮「…わかった。
目的の場所が決まったんだ…急ぐぞ！！」

『うん…！！』


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ー家庭科調理室ー
-ガチャン-



-ドンドンドンッ-
ドアを激しく叩く音がする


花宮「おい、調理室でなんかで何する気だ。」

『んー。
…ちょっと危険な火遊び？((棚をい漁りなが言う』


花宮「は？」

『…。』


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ーガサガサガサー
物を探る音


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『……あ！
あった……！！』


-と言いながらAはある物を勢いよく出す-


花宮「……小麦粉。((じっと見る



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…！！((ハッとする
粉塵爆発か…。」


『さっすが真！((ニヤっとする
…けど問題は2つ。

一つはどうやって火を付けるか。』

花宮「だろうな。
粉塵爆発っつう考えは確かにおもしれぇけどな。

確かにここにはコンロの火がある。
けどそれを付けたら俺らまでパー…いや下手したらこの部屋が吹き飛ぶぞ。」

『粉塵爆発…。

1952年から1997年までで281件もの爆発が起こってる。


粉塵爆発の条件は3つ。
酸素・爆発下限濃度以上の粉塵・そして最小着火エネルギー。
その３つが揃った瞬間。

粉塵爆発は怒る。
簡単に言うと大量の小麦粉をまき、酸素と火があればソレは怒る。』


…ただし。
ソレを行うには…少々。

いや、大分危険だ。
…確かに真が言うように自分達も危ない。


…それをやるかどうか…。
あとは…もしアレに効かなかったら…。



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花宮「おい、何悩んでんだよバァカ。((机の中を漁りながら言う」

『！！…そりゃ悩むよ！！
もしもの事があったどうなる＿＿「そんなん後で考えるしかねぇだろ。」！！』


花宮「確かにこれをするには相当なリスクがある。

けど今はそれくらいしかやる事が出来ねぇんだよ。
それならやるしかねぇだろうが。」


『！！…でも……それの巻き添えで真…怪我するかもしれないんだよ？』

花宮「あ？俺はそこまでか弱くねぇんだよバァカ。((手にある物を持ちながらAの頭をこつく」


-ゴチン-

『いっ…こつくレベルの痛さじゃないんだけど…。

ってか何持ってるの？』


花宮「あ？これか？((ニヤっとしながらある物を見せる」

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