#8 ルナティックヒーロー ページ9
心に直接流れ込んでくる声。
目を開けると、心配そうに見つめるみんなの顔。
クラウドさんは私をじっと見つめている。
クラウド「…奴は、なんて？」
A『お世話係を変える必要は無い。
私を探しだせって…
あと…
あれ、なんだったっけ』
所詮は夢の中の会話。
目覚めた頃には、かすかな記憶しか残っていない。
クラウド「あんたらも見ただろう。
今のが、セフィロスがAに話しかけてきた時だ。
見ての通り、意識を失い倒れ込む。
この状態は危険では無いのか？」
【…】
A『クラウドさん…ありがとう。
でも、やっぱりもう少し待ってみよう。
セフィロスはいつも私に声を掛けてくる。
目的はわからないけど、特に害のある事をするわけじゃない。
それに、私は彼の言葉が気になってね…』
クラウド「…あんたが、そういうのなら…」
【では、仮お世話係の契約が結べました。
しかし、通常は1人にひとつです。
ルールを違反した場合には処罰の対象となりますのでお気をつけくださいね】
話が終わる頃には辺りは暗くなっていた。
私たちは、寮の外にある噴水近くのベンチに座っていた。
クラウド「…良かったのか。本当に俺で」
A『クラウドの側にいろって言ったのはセフィロスだよ。
それに、あなたが一番セフィロスに詳しいでしょ。
…ねぇ聞かせて。セフィロスってどんな人？』
クラウド「そうだな…彼は、【英雄】と呼ばれていた男だ。
そして、そんなあいつには俺も憧れを抱いていた。」
A『…そんな人が、何故危険なの？』
クラウド「…奴は英雄にふさわしい奴だった。
だが、ある日からあいつは変わってしまった。
後は知っての通りだ。奴は何を企んでいるのかわからない。
何故、この大乱闘にまで参戦してきたのかすら…」
A『寂しいんじゃ無いの?』
クラウド「まさか。奴は死んだと思っていたら生きていた奴だぞ。そんな奴がなぜ…
…いや、違わないのかもしれない(遠い目)」
A『でも不思議なんだよね…なんだか、彼の声は懐かしい気がする…安心できるというか…』
クラウド「…懐かしい…か。俺はあんたを見たことが無かったが、もしかして顔見知りだったのか?」
A『ううん。会ったことは無い。だけど……
…！く、クラウドさっ…』
また、あの目眩…
でも、今回のはいつもと違う…？？
一体、何が起こるの…？？
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R＊I＊S＊E(プロフ) - ヤングなゼアノートさん» コメントありがとうございます！そうです。(意味深)なんですよ！😁倒したはずなのに、またふらっと夢主達の前に現れそうですね(笑) (2021年11月9日 8時) (
レス) @page46 id: a1c316906c (このIDを非表示/違反報告)
ヤングなゼアノート - やはりセフィロスは夢主の星となったか…(意味深) (2021年11月9日 0時) (レス) @page47 id: c4f3196c1b (このIDを非表示/違反報告)
R＊I＊S＊E(プロフ) - ライラさん» ライラさん！いえいえ、じゃんじゃんコメントお待ちしてます(^^)そうなんですよ！作者は何度もFF7のクラウドとセフィロスの会話シーンを見て研究してました！(笑)本編でも似たようなセリフがいくつかありますね(^^)ベレス先生は地味に無くてはならない役所です☆ (2021年5月4日 21時) (レス) id: a1c316906c (このIDを非表示/違反報告)
ライラ - 何回もコメントして本当ごめんなさいm(_ _;)m今更なんですけど所々FF7のセリフが散りばめられていたのに愛を感じました。あとベレス先生もいい役してますね! (2021年3月30日 10時) (レス) id: 0b6a0d6dce (このIDを非表示/違反報告)
R＊I＊S＊E(プロフ) - ライラさん» ライラさん、とっても嬉しいお言葉ありがとうございます(＞＜)ふたりとも私の中でお気に入りキャラです！楽しんでいただけるのであれば幸いです☆ (2021年2月25日 0時) (レス) id: a1c316906c (このIDを非表示/違反報告)
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