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第12話 ページ10
シカマル「あ......！」
僅かに怯みを見せた彼の手を振りほどき、
だんだん遠くなっていくカカシの背を追いかける。
A「カカ――」
だがシカマルは
素早く私の背後に立ち、
腰にグンと腕を回して、
首筋にクナイを充てがってきた。
ナルトはと目だけで後ろを見遣れば、
シカマルの分身で足止めを食らっているのが分かる。
シカマル「里のためなら命をも懸ける。それがカカシ先生の火の意志だ」
A「お前に何が分かんだ！
あの人の、何が......！」
シカマル「......」
A「カカシ！昔約束したろ！私を守ってくれるって！
あれは、嘘なのか......！？」
ヨロヨロと先を歩いていくカカシの背に、
必死にそう訴える。
シカマル「......すまん、A」
A「うっ」
そんな言葉と共に
シカマルの手によって気絶させられたと分かった頃には、
カカシの姿はもう目の先にはいなかった。
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マリイ - BORUTOのジゲン(イッシキ)の小説見たいです 他の人には原作通りだけど夢主には甘いイッシキ見たい (2021年12月28日 18時) (携帯から) (
レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NASHI | 作成日時：2020年4月7日 18時
