【NARUTO×結界師】守りたい命の分だけ強くなってやるさ。【映画編 - 3】 (ページ8)

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第10話ページ8

翌日。

神風には、

砂隠れからこちらに訪れるらしい我愛羅たち一行を

護衛する任務が課せられた。

総隊長である私は、

待機という名の別行動だが。

夜になると

私は何やら胸騒ぎを覚え、

やがて落ち着いていられなくなり、

気を紛らわせるために

外に出ることにした。

ナルトはすでに退院したはずだが、

大人しく家にいる質でもないだろう。

さて、どこへ行こうか。

A「ハァ......」

そういえば、

今夜の門番はコテツとイズモだったような。

暇だし、

遊びに行くか。

そして、

門前に到着すると、

なぜかこんな時間に

里を出ようとするカカシを見つけた。

今日は確か、

任務など課せられていなかったはず。

門番であるコテツとイズモは、

それを止めようと

カカシを足止めする。

しかしカカシは何を思ったのか、

門番の二人を殴り倒してしまった。

A「は！？」

私はその光景を黙って見ているわけにもいかず、

慌てて二人の脈を確認しに向かう。

A「......」

大丈夫だ、死んではいない。

ナルト「A！」

すると、

カカシを追っていたらしいナルトも

こちらに駆け寄ってきた。

A「ナルト、カカシが......！」

ナルト「あぁ！」

あれは見るからに様子がおかしい。

まるで、

誰かに操られているような――。