恋愛£3 ページ5
私は絨毯に乗せられた
そこには人がいっぱい乗っていた
「あ、あなた達は…」
ソロ「俺たちは抵抗軍(レジスタンス)だ!」
その時愚々塔(グヌード)が崩れた
「…!グヌードが…みんなが…」
ソロ「ん?ああ…残念だが…お前の仲間は…」
「…わかってる…」
でも、悲しい…
なんで争いなんか…
「…」ポロポロ
ソロ「っ!?(泣いてる!?)」
アル「あっ!ソロモン坊ちゃんが泣かしてる!」
ファ「あー!ソロモン!女の子泣かせちゃダメアルよ!」
ソロ「な、泣かしてねーよ!!」
「…ごめ、なさい…」グス
ソロ「…泣くなよ、お嬢ちゃん。」
そう言ってソロモンさんは私の涙を拭いた
"お嬢ちゃん"…
さっきは名前を呼んでくれたのに…
名前を呼ばれるのって、久しぶりだから
嬉しかったのにな…
「…」しゅん…
ここから男達の会話(Aには聞こえない)
イス「あーあ、ソロモンのせいで落ち込んでるじゃねーか」
ソロ「俺のせい?何故だ?」
ウー「うーん…無理やり連れてきたから?」
ソロ「なっっ…あいつは生きたいって言った!お前ら聞いてただろ!」
ワヒ「本当は仲間と共に死にたかった…とか!?」
セッ「最後に仲間の顔も見れなかったみたいだしな」
ソロ「っっ…ったく!慰めてくるよ!」
ソロ「な、なぁ…」
「…」
ソロ「…?お嬢ちゃん?」
「…あっ、ソロモン…さん」
ソロ「"さん"付けなんてすんなよ。何見てたんだ?」
「…」スッ
私は下に向かって指差した
ソロ「?…ああ」
それは異種族達が白目を向いてヨダレなど垂れて、仕事をしてるとこだった
「…私達、こんなことしてたのね…」
ソロ「…?塔の上から見てたんじゃなかったのか?」
「ううん…私は塔の1番上にいて…そこは外なんか見れない部屋だった…」
何もない、みんなと会うのだって週に何回か…
ソロ「…そうか」
「…はぁ…」
私達、こんな酷いことしてたなんて…
生まれた時から私は…こんな…
ソロ「…なあ、そんなに落ち込むなよ。他に生きてる奴が…」
「…え?」
イス「もうすぐつくぞー!」
ソロ「お、そろそろか。あっちについたらちゃんとした服着せてやるからな」
「あ、ありがと…」
あ…
ぐいっ
ソロ「ん?なんだ?」
私はソロモンの袖を引っ張った
そして杖を持って魔法をといた
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莉蘭 - かわいいです (2018年1月4日 16時) (レス) id: 4eb39cb304 (このIDを非表示/違反報告)
りぃりぃ♪(プロフ) - 色欲の罪ムギさん» ありがとうございます!! (2015年8月5日 9時) (レス) id: d0ff960d86 (このIDを非表示/違反報告)
色欲の罪ムギ(プロフ) - とっても面白かったです! (2015年8月4日 15時) (レス) id: 767de012cb (このIDを非表示/違反報告)
りぃりぃ♪(プロフ) - アニオタ☆さん» ありがとうございます! (2014年12月25日 19時) (レス) id: d0ff960d86 (このIDを非表示/違反報告)
アニオタ☆ - 面白いです (2014年12月25日 14時) (レス) id: bc8da3bdd9 (このIDを非表示/違反報告)
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