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恋愛£12 ページ15

ウー「イル・イラーから送られてくる魔力を大量に受信できる特別な杖なんだよ」



シバ「そんなの知ってる!「我らが父」を呼び捨てにするなバカめ!!」



「え、シバ知ってるの?」



シバ「知ってる…ってえええ!?イラー…あっA知らないの!!??」


え…そんなに常識のことかな…;



セッ「知らないのか?」


「うん、何も教えてくれなかった」



いや…私もそんなこと知るのは必要ないと思ってた…


人間を食べてた奴らなんて…って思ってたから



ファ「そんなに知らないって…なんでアルか?」


「…神父様が…」









言って、いいのだろうか


この人達とは仲良くなったけど、まだわからないことだらけ


だから…



「…なんでもない」


ファ「…そうアルか」



「うん、ねえ神杖ってそんなに大事なの?」



ウー「もちろん!今俺たちはそれを集めてるんだ」


セッ「全部で72本もあるからな…その杖は愚々塔の動力として使われている」



ファ「世界平和のために人間たちへ配ったのが今じゃおいぼれどもの私利私欲のためのおもちゃアル」


ワヒ「人間以外から考える力を奪う魔法なんぞ…下衆な魔法を一体誰が考えたのじゃろうのぉ」



…そんなに大事な杖なんだ、これ


それに…下衆な魔法…か…



私は自分の杖をみた。


神父様から授かった、大切な杖


でも、その神父様たちの私利私欲のための…杖だったんだ。



ソロ「…」

アル「…」


ソロモンとアルバが何かを考えてるようだった。


「…?」









シバ「下衆!?私達の魔法は下衆じゃない!!」




ワヒ「異種族たちに頭をおかしくさせる魔法なんぞ下衆な魔法じゃ」




シバ「なっっっ…!」



「シバ!落ち着いて…!」



シバ「A!Aは下衆な魔法とは思わないよね?私達のしたことは正しいよね!?」



「っ…!」








今…言うべきだ…








私達のしたことは、正しいとは…思わないって…






「…私は、思わない」





シバ「っ!?」





「私は正しいとは思わなかった」





シバ「そんな…Aまで…」




「でもねシバ、私は…「もういい」シバ!」







シバは私から離れてどこかへ走っていった




せっかく…仲良くなったのに…!



でも、スッキリした。言えなかったこと言えて。




ワヒ「いいのか?あんなこと言って」


「…どのみち言わないといけない日がくる…ならば今言った方がいい」


大丈夫、私は自分の意思で動いてる。

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設定タグ:マギ , ソロモン , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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莉蘭 - かわいいです (2018年1月4日 16時) (レス) id: 4eb39cb304 (このIDを非表示/違反報告)
りぃりぃ♪(プロフ) - 色欲の罪ムギさん» ありがとうございます!! (2015年8月5日 9時) (レス) id: d0ff960d86 (このIDを非表示/違反報告)
色欲の罪ムギ(プロフ) - とっても面白かったです! (2015年8月4日 15時) (レス) id: 767de012cb (このIDを非表示/違反報告)
りぃりぃ♪(プロフ) - アニオタ☆さん» ありがとうございます! (2014年12月25日 19時) (レス) id: d0ff960d86 (このIDを非表示/違反報告)
アニオタ☆ - 面白いです (2014年12月25日 14時) (レス) id: bc8da3bdd9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りぃりぃ♪ | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2014年8月2日 0時

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