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ニ「うげっ…。」
いつの間にか、彼が隣にいることが日常になった頃。
私は毎月恒例になった、食事会に参加していた。
ニ「んも〜！燐音くんはお呼びじゃないっすよぉ〜。」
燐「おいニキ、俺っちの嫁さんを無断で呼び出してどう言うつもりだァ？あァん？」
まあ、食事会とは言っても崇高なものではなく…
カフェシナモンの新作メニューの感想会で。
呼ばれるのはいつも私だけだったのだが、
気がついたら毎回、Crazy:Bの皆さんが勢揃いになっていた。
(桜河さん、HiMERUさんの二人は、どうやら甘いものに釣らているらしい。)
ギャーギャーと騒ぐ2人の横で、
私は新作メニューの感想のため、せっせとレポートを仕上げていた。
ニ「仕方ないじゃないっすか！姐さんが一番詳しく書いてくれるんすよ！」
燐「んなもん知らねェ。」
ニ「ひどい！！」
こうなった二人は、椎名さんからヘルプが出るまで放置するのがお決まりのパターンで。
最初から二人に付き合っていたら、流石に体力が足りない。
ふと前に座るHiMERUさんや桜河さんに目線を向けると、
騒ぐ二人を見て、やれやれと肩をすくめていた。
そんな様子には気づかないのかお構いなしなのか、
いまだに二人はギャーギャーと騒ぎ続けている。
もう少ししたら取っ組み合いにでもなってしまいそうだ。
そんな様子も、「まあいいか」とスルーして
私はようやく書き上がったレポートを確認しようと、
レポートに目を戻した。
_____ずっと。
私はこの空間に居てはいけないと思っていた。
でも、そんな私の気持ちを無視して、
彼らは自由に好き勝手、私を巻き込んだ。
もうお前は、「天城燐音の嫁、天城Aなんだから」って。
巻き込まれるのが当然だと。
自分たちも自由にするから、気にせず自由に居ていいんだって。
まだ悩むことももちろんあるのだけれど。
みんなそんな調子だから、気にすることも減った。
ステージ上で見せるような笑顔とは少し違う、
でもそれと全く変わらない、自由で好き勝手な蜂たちに。
そんな彼らに眩しさと、
ここにいられる幸せを噛み締めるようにして…
私は自然と笑みが溢れた。
『ふふっ。』
その瞬間。
バッと4人の視線がこちらに刺さった。
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玲桜（れお）(プロフ) - 氷雨さん» コメント本当にありがとうございます！続編の方、近日中の公開となります！もうしばらくお待ちくださいませ……本当にお待たせいたしました！！！！ (5月11日 2時) (
レス) id: 2613a2065b (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - あ〜…この小説は神ですか?神ですねはい。すっっごく私好みの!小説!です!作者様ありがとうございます｡･ﾟ･(ﾉ∀`)･ﾟ･｡続編を是非ともください!あっ、作者様が無理しない範囲で!待ってます! (2022年12月13日 1時) (レス) @page50 id: 14f43c169e (このIDを非表示/違反報告)
玲桜（れお）(プロフ) - クロウサさん» ありがとうございます！！続編ですね……！！検討します！ (2022年12月5日 22時) (レス) id: 0fa042ec4d (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - 私は、続編があってもいいと思います。 (2022年12月5日 22時) (レス) @page50 id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
玲桜（れお）(プロフ) - のっといこーるさん» 更新お待たせしてしまい本当にすみませんでした(・ω・ ；)楽しんで貰えたなら本当に良かったです！！ありがとうございました！！ (2022年12月4日 1時) (レス) @page49 id: 0fa042ec4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲桜（れお） | 作成日時：2020年4月2日 14時
