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快斗side
めーたんてーが大好きな毛利蘭に変装し、めーたんてーの後ろに歩いていた。
コナン「蘭…あっ!!蘭姉ちゃん…」
コナン「どうしたの?こんな所…で…」
俺はコツコツとめーたんてーの近くに歩いて行く
コナン「蘭…姉ちゃ……」
蘭「ずっと、待ってたんだよ…」
サッとめーたんてーにハンカチ(クロロホルム)を抑えた。そして、美琴から貰った優れたスーツケースの中に入れる。
――――――
コナンside
目が覚めた
俺はスーツケースの中にいた
持っていたボールペンでチェックの隙間にボールペンを入れた。
ジジ…
コナン「!!?」
コナン「………へ?マー…ライオ…ン?」
周りを見る
有名な建物ばかりだ
コナン「シンガポールかよぉぉぉ!!」
マーライオンがあるところは絶対にシンガポールしかない
コナン「(なっ…オレの手?博士の道具もない…そうだ、蘭がいたハズ!!)」ﾀｯ
蘭がいるであろう場所に向かう
蘭は園子といた
コナン「待って!!蘭姉ちゃん!!」
大声で叫ぶも周りがザワザワしているせいか、蘭には聞こえていなかった。
蘭「?あ、新一!!こっちこっち!!」
新一「悪い悪い…待たせちまったな!!」ﾀﾀﾀｯ
いるはずのない工藤新一
俺が本当の工藤新一だ
あれは……多分、怪盗キッドだ。
コナン「えっ?」
蘭「どこ行ってたのよ…捜したんだからね!」
新一「暑いって言うから、おっちゃんを木陰に案内してたんだよ!」
蘭「ありがとう!!」
蘭は工藤新一(偽)といるからか物凄く笑顔だ
園子「もう、相変わらずねぇ…おじ様…。」
園子は物凄く呆れていた
小五郎「おーい、蘭!!水を買ってきてくれねぇかァ!?」
おっちゃんは木陰で休みながら蘭に言った
蘭「しょーがないなぁ…ねぇ、一緒に行こ!!」
蘭「ホラ、早くゥ!」
新一「あ、オ、オウ!」
園子「何よ、もう…いい感じじゃない❤」
コナン「(あんの野郎…!!)」
ゴキュゴキュとおっちゃんは水を飲んでいた
俺は木の下に隠れ、ガサッと揺らした。
新一「?」ﾁﾗｯｽｯ…
新一「よう、お目覚めか?」
縮んで俺に話しかけた
コナン「やっぱりテメー…」
やっぱり怪盗キッドだった
新一「へへ…てかお前、どうやってスーツケースから出たんだ?」
コナン「コイツだよ…」
びっくりする怪盗キッド
コナン「コイツの先端を差し込めば、中からでも案外、簡単に開くんだぜ?」
新一「ボールペンくらい問題ないと思ってたが…油断も隙もねぇな…」ﾀﾞｯ
俺も追いかけるように走った
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作者名：未来ーミクー | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2019年10月25日 22時
