紅髪少女は怪盗キッド(黒羽快斗)の協力者でした【名探偵コナン】【まじっく快斗】 (ページ12)

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快斗side

今日は休日
三春も連れて家族デートをしようと思う

『何処行くの?』

場所は決めていない

快斗「なりゆきー。行きたいとこあんなら言えよ」

三春は俺の肩に乗っている
高いところが好きみたいだ

??「快斗?」

聞き覚えのある声だ

快斗「ｯｯ…母さん!?」

いきなりかよ!!
ラスベガスに行ってたんじゃねーのかよ

『え?快斗のお母さん?』

快斗「あぁ。ラスベガスにいるんじゃねーのかよ?」

千景「帰ってきたのよ。息子を見に」

こういうのがたまにある

快斗「あー、そう。家に帰るのか?」

千景「当たり前じゃない。……快斗の肩に乗っている子は…?」

聞かれると思った

快斗「三春だよ、ほら、挨拶。」

肩から下ろして三春は言った

三春「黒羽三春!7歳です」

千景「黒羽!?快斗の隠し子?それか初娘??」

キラキラとした目でこちらを見る

快斗「隠し子ではねぇな。ま、あとで話すよ。俺らは家族デートするから」

千景「えぇ、分かったわ。夕ご飯、食べるでしょ?貴女も三春ちゃんも」

『良いんですか……?』

千景「えぇ!!」

おもいっきり頷く母さん

『ありがとうございます』

千景「良いのよ」

快斗「母さん、三春のこともあとで話す。ちょっと訳ありだから」

千景「了解。私は家で待ってるわ。じゃ、楽しんでらっしゃい。」

理解のある母さんで良かった

快斗「おう!」

スタスタと家の方面を歩き出す母さん

三春「私…、食べれるかな…。」

俺か美琴の料理じゃないと食べれない三春

快斗「練習しようぜ。俺の母さんだし、余計なもんは入ってねぇよ。」

そこは俺が保証する、と言って。

三春「うん」

さぁて、何処に行こうかな。

快斗「トロピカルランドなんてどう?」

三春「んー、」

確か三春はめーたんてー達と行ったはずだ

『三春はどうしたい?』

三春「乗り物が…」

苦手なのか

快斗「なら雰囲気の良い喫茶店巡りするか?」

『私はどっちでも良い』

えー…困るな。青子ならすぐ行き先決まって良いんだけど

快斗「お前らさ、もっとこう…、出来ないわけ?」

『出来ない、とは?』

快斗「ほら!なんつぅ、こう…甘えるとか!!」

甘えて願いは叶えれるか分からないけど
でも甘えて欲しい。俺に

『……今でも充分、甘えてるけど?』

快斗「何処が!?全然甘えてないじゃん!」

『なんで…甘えて欲しいわけ?』

なんでって…

三春「これ以上甘えるわけには…」

………はぁ、俺ら血は繋がってないけど家族じゃなかったのかよ。