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美食16 ページ17

貴「なんか久しぶり〜」



月「ふふっ…なんかそんな気がするね」



私は月山のベッドに寝っ転がる。



貴「此処に住んでお姫様気分味わいたい!」



月「良いけど?」



貴「え!?」



月「同棲しようよ、



そして結婚のことを考えていこう?」



貴「け、けっこん!?」



勢いよく起き上がり習の両肩を掴む。



貴「え!?結婚って…その…え?」



月「…」



月山は掴んだ両手を私の膝に乗せ、



跪いた。



月「…結婚しよう?」



右手には真っ白な箱。



習は器用に左手で白い箱を開ける。



…銀色輝き中央にピンクのストーンがはめられた指輪が私に向けられた。



月「正直…君みたいな子は僕しか扱えないよ。



っていうのは…嘘。



僕は君と生涯を共にしたい」



貴「っ…う……ふっ…」



熱い涙が溢れ頬に零れる。



良いの?



私なんかで。



私みたいな過去が汚れた女なんかと?



月「君のことは僕が守る」



貴「しゅ…うっ……」



耐えきれなくなり私は習に抱きつく。



貴「結婚するっ…習と…けっ…こんしたい!」



月「ああ、結婚しよう」



ゆっくりと体が離される。



月「…ふふっ、目真っ赤だよ」



貴「月山だって真っ赤だよ」



月「…さぁて…思いが通じ合ったところで」



月山は薬指に指輪をはめるとにっこり笑った。



月「体も繋がろうか」



またもやベッドに体を預ける。



貴「仕方ないなぁ…」



なんて言いながら心臓は張り裂けそうなほど鳴り響いている。

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設定タグ:東京喰種 , 月山習 , タタラ
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(プロフ) - さなさん» やっとログイン出来たので記念編として今日から更新します!タタラさんとのオチも書かせていただきますね〜! (2018年4月10日 20時) (レス) id: b85cd0b74a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます、やっとログイン出来たので記念編を書こうと思います!! (2018年4月10日 20時) (レス) id: b85cd0b74a (このIDを非表示/違反報告)
さな - なんか、月山さん好きでこの小説読ませて頂いたのにタタラさんに惚れましたわwwwタタラさん切ない、、素敵な小説でした!タタラさん落ちも見たいなー (2017年3月30日 1時) (レス) id: 17b73b6934 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - とても感動しました。エトが結婚式に来た時に涙が...人を泣かせる事の出来る物語が書けるって羨ましいです。これからも頑張って下さい。応援してます。 (2016年3月29日 9時) (レス) id: dfa230fb2a (このIDを非表示/違反報告)
桜果(プロフ) - 泣きましたわ(´;ω;`)ブワッ (2015年10月3日 21時) (レス) id: 8c1145e0ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: x他2人 | 作成日時:2015年3月20日 16時

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