【黒バス】君のその顔、崩してあげるよ？【短編集】

【　依存　】　　*赤司征十郎* ページ27

貴方side

「ごめん・・・A。俺ら、終わりにしよう」

貴方 「え・・・・？」


急に告げられた彼氏との別れ。
泣きながらそういう彼をみて、私はうなずくしかできなかった。


笑って「大丈夫」って答えるけど、実はそこまで大丈夫じゃないや。



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赤司side


家に帰ると、僕の部屋にAがいた。
僕はそれをみて微笑んだ。


赤司 「いいかげん僕の部屋の窓からはいるのやめたら？」

貴方 「・・・・・」


Aとは家が隣。
そして、幼馴染。

彼女は、幼いころから何かあると僕の部屋の窓から出入する。
だから、今日も・・・・・


赤司 「また、彼氏にふられたのかい？」

貴方 「ぅ・・・・ぁぁぁぁ征ちゃーん！！」


僕に抱き着いてくるA。
いつもの事だ。

君が窓から出入する時は悲しい事や辛い事があった時。
それを慰めるのが僕の役目。


泣きやむまで抱きしめる。
この小さな体を。


赤司 「大丈夫だよ・・・・Aは何も悪くない」

貴方 「本当？」

赤司 「あぁ、本当だよ。僕のいうことは・・・・？」

貴方 「・・・・っ絶対だね＾＾」

赤司 「そうだろう？」


そう。本当に、君は何も悪くない。


貴方 「ありがと、征ちゃん！！バイバイ＾＾」


窓から窓へと移りゆくAに手をふった。
そして、窓を閉める。


赤司 「アハハ・・・・アハハハハハハハハハハハ」


僕は天井をみて高笑いした。
やっぱり、あの男も僕ほどAを愛していないんだな。

すこし脅してやったくらいで別れるなんて・・・・僕だったら殺すといわれても
ずっとAを愛し続けられるよ？


なのに、何故君はあいつを選んだの？


前の男も・・・その前も・・・その前の前も！！！



僕より・・・・・・・愛していないのに。
でもいいんだ。


こうして、Aはまた僕のところへ戻ってきてくれたからね。


これからどんどん君を僕に依存させて離れられないようにしてあげるからね？
楽しみにしていてね・・・・A。




結衣子様、あき様からのリクエストです♪
赤司君の、束縛・・・・ですかね？

束縛っというか、黒司様？・・・ですね(汗)
リクエストありがとうございました！！

【　これならば　】　　*実渕玲央*→←【　wデートなのか　】　　*宮地清志*

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