【黒バス】君のその顔、崩してあげるよ？【短編集】

【　デコピン　】　　*伊月俊* ページ13

貴方side


草野A。

今、ピンチです！！


貴方 「やばいやばいっ！！」


3時間目提出の宿題をやるの、忘れてました。
10分間の間。

終わるでしょうか？・・・・・これ。

教室には、話た事もない伊月君しかいません。
伊月君は、ぶつぶついいながら何かノートに書いています。


とぎれとぎれ、「・・・・キタコレ！！」など、嬉しそうな声が聞こえてきます。
それと、どうしようもないダジャレ。


貴方 (う・・・うるさい・・・・)


まぁ、そんな事は気にせずにがんばっていた。
けど・・・限界が訪れる。


貴方 「わからない！！」


あと、4問でわからないのがでました。
ここは・・・・勇気をだせ！私！！


貴方 「伊月君！！」

伊月 「はい？」

貴方 「ここ・・・・教えて下さい」


頭をさげる。
すると、頭上から伊月君の「いいよ」という、了解の言葉が聞こえてきました。


貴方 「ありがとうございます！！」


伊月君の隣にすわり教えてもらう。
そして、ひっ算やらなんやらしているときだった。


(ピンッ)


貴方 「にゃっ！！」


変な声がでてしまった。
恥ずかしい・・・・・・////


貴方 「何するんですか！！」

伊月 「何って・・・デコピン。初めて？」

貴方 「初めてじゃ、ありませんけど！！てか、そういう事じゃありません！！」

伊月 「そんな怒らなくても・・・・痛かった？」

貴方 「はいっ！痛かったです！！」


そりゃあ、高校1年生。バスケ部男子のデコピンって力的に絶対痛いでしょ！！

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