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【第236話:一番の】 ページ37

「紅覇様ぁ〜…どこですかぁー?」


久しぶりに帰ってきたものだから、

王宮の間取りがいまいち掴めない。



朝御飯を食べて部屋にお見送りした後、いきなりいなくなっていて。




ちょおっとお手洗いに行ってただけなのに…なんて思いながら歩く。




小さい頃から紅覇様はそうだった。



ちょろちょろ歩き回って、皆に手をさしのべて。



「いらっしゃらん…」




紅覇様は、私がいれば大丈夫だから。






 






 







 






 





私が紅覇様の、一番であるように。



そう想いながら、一秒一秒、生きてるんだ。

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設定タグ:マギ , 練紅覇 , 蘭覇   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:蘭覇 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rararanha/  
作成日時:2014年4月6日 11時

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