少女の髪と、皇子様【練紅覇】part6 (ページ36)

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【第235話:思い付きページ36

『わ…凄い降ってきた…』

そのまま私はまだそこに立っていた。

『しばらく止みそうにないなぁ…』

別にどうこうと言う問題は無いのだが、やっぱり雨は少し寂しい。

雨の時はなんとなく気分が上がらない気がする。

ほら、アリババくんのあの件も。

　

なんてことを思い、ただ空を見上げていたら、

　

不意に足音。

　

　

衝動的に後ろを向くと、そこには

　

　

　

＿…そこには、紅炎様が立っていた。

『紅炎様…どうかされたんですか？』

いつになくぼぉっとした紅炎様は、空を見つめていた。

『紅炎さ＿…』

すると、いきなり紅炎様が口を開いた

「A。」

『はい？』

ちらりと紅炎様の方を向くと、

　

何故だか凄く儚げな、どこか心配な様子だった。

　

　

「いや、何でも無い。

　

＿…ただ、」

『＿…ただ？』

意味深【ｲﾐｼﾝ】なその言葉には、
私はただ受け答えをすることしか出来なかった。

　

　

　

　

　

「雨が止まないと…明後日、来客が来る。

準備が…大変だな。」

独り言のようにぽつりと呟いたその言葉に、
まるで何かが抜けている感じがした。

『そうなん、ですか…』

来客が来るとなっては雨の場合、服が濡れたり色々大変なんじゃ。

『あっ！』

　

「…どうした、」

『私、私、…最善を尽くしてみます！！』

「はぁ…」

　

ぼぉっとしたままの紅炎様は、私の走る姿を見届けていた。

＊＊＊

英国探偵ミステリアにはまりましたー！

こちらも面白いので是非っ！(乙ゲーです←←←)

※『明日来客が』ではなく、『明後日来客が』でした！ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ｡

※そして今さっきのハイキューにショタぷりんちゃんが。まじ天使。

※メイト行ってきました。ディアラヴァグッズたくさんありました。

※紅覇のふせんとシュウのふせんがあって大喜びです((

※ではでは