【マギ】ちびっ子注意報発令中! (ページ2)

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こちら花の女子高生ページ2

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「ったく、なーにが〔干物女〕だ。今日の晩御飯はハンバーグですよーだ」

ぶつぶつ言いながら挽き肉をこねる。
只今棗 A、ご立腹中であります。

きっかけはまあ、世の中の女子の大好物である〔恋ばな〕。
そこでギラッギラの女子にいろいろと言われたのだ。

「ギラギラしちゃってさ、顔面反射鏡か。ぎんぎらぎんにさりげなくー、って古いし」

昭和の曲をひっぱりだし、時代の古さにツッコミ。
その時代の曲が出てくる自分にガックリ。

フライパンにハンバーグの種を入れて蓋をする。
しばらくすると、いい匂いがしてきた。

「いい匂い!」

「なー、まだかー?」

「僕お腹すいたぁ」

「俺もー」

「はいはいもうちょっとだからね」

蓋を開けると、香ばしい匂いとともに白い湯気がふわっと立ち込めた。

成功(´ω｀)

大きなお皿に盛り付け、後ろのテーブルに置く。

「さあめしあがれ!」

「「「いっただっきまーす!!!!」」」

「美味しいー」

「あ、私のー!!」

「はっ、もーらい」

「やーめーてーよ!」

「なんだよ食わないのかよ?」

「たっ食べてるわよぉ」

ふふ、賑やかだなあ。

私の向かい側に大きなテーブルの端から端まで小さい子たちが座っている。

黒い子、赤い子、金色の子、銀色の子。
色白の子、色黒の子。

「……」

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