第七十斬 損傷。 ページ20
「お、起きたか」
「……黒崎、君?」
私の目の前で、夕焼け色をした毛髪が風に揺れる。
……どうやら、あのまま気を失っていたらしい。
「じ、�臥丹坊は……」
「倒したぜ。……つっても、中に入れたワケじゃねーんだけどよ」
事情を聞かされる。大雑把な話の途中で、私は聞きたくなかった名前を耳にした。
……市丸、ギン。
「……で、今は流魂街で休憩だ。……A?」
「え?あ、ああ!いやぁ……黒崎君はやっぱり強いなぁって思ったの!」
「そうか?……元気そうだな。オメーになんかあったら浦原さんに
あわせる顔がねェから、安心したぜ」
「心配かけてゴメンね。私はもう大丈夫だから!」
ふと、首にかけていた水滴の形をしたペンダントを見る。
物心ついた頃から身に着けていた蒼い石。それを見て、私は目を丸くした。
「キレーだよな、それ」
まじまじと黒崎君が見つめる。が、私はまるで聞こえていなかった。
ヒビが入っていたのだ。
今までに、これを落としたりぶつけたりとしたことは何度かあった。
絶対に割れてしまった、と思ったことがあっても。傷一つ付いていない
頑丈さに呆れるほどだった。
……この、恐ろしいほど頑丈な石に傷がつくなんて。
死神と関わってから、さまざまなことが起きている。
先ほど起きた頭痛と重なり、石の損傷は私の不安をあおった。
ラッキーカラー
あずきいろ
今日の斬魄刀は?
風死
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yui - 頑張ってください! (2019年11月15日 22時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き楽しみにしています! (2019年5月11日 23時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
雲風(プロフ) - うたプリ大好き?さん» コメントありがとうございます。完結ではありません。自分の中でのストーリー構成に狂いが生じてしまったので現在更新停止のような扱いにさせていただいております……設定が完結になってしまっているので直しておきますね。ご指摘ありがとうございました。 (2019年5月11日 22時) (レス) id: 73159258cc (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 終わりになってますがこれで完結なのでしょうか? (2019年5月6日 13時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
雲風(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/rahdbci4/ ←こちらの短編集にて、夢主ちゃんと店長の短編を一つ投稿致しました。店長のお誕生日についての前日譚です。ご興味がありましたら是非。 (2017年12月25日 19時) (レス) id: 73159258cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雲風 | 作者ホームページ:https://twitter.com/?lang=ja
作成日時:2015年3月28日 19時