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38話 ページ46

貴 「…話すべきことは、終わりました。質問は、ありませんか。」

僕の話のせいで、騒がしすぎる幹部たちは、
静かで、どんよりしている。

質問もないし、離す必要あったのかな。


最初に口を開いたのは、意外にも千鶴ちゃんだった。

雪村「あの、Aちゃん。前に会ったことあるよね?」

幹部「「は?」」

今、それがどう関係してるの?

もしかして、千鶴ちゃんって天然?

斎藤「ああ。雪村は、天然だ。」

沖田「それ、一君が言えたことじゃないよね?」

藤堂「だよなー。不器用だし、不思議っ子だし。天然の要素しかないし。」

斎藤「なっ!そんなことはな土方「ちょっと静かにしろ。」…御意。」

斎藤さんも、負けず劣らず天然だよね。

土方「雪村。どういうことだ?」

雪村「私、確かに六つのころまで、会津の近くに住んでいたんです。
  四つのときに、Aちゃんと海斗さんに
  よく似た人に出会って、二年くらい一緒にいたんです。
  残念なことに、後のことや細かいこと、兄のことはあまり覚えていないんですが。」

そう話す、千鶴ちゃんがはかなげに見えたのは、気のせいだろうか?

貴 「…条件は、一致しますね。」

土方「覚えてねえんだったら、思い出す必要もねえだろ。
  今日は、もう寝ろ。明日、千鶴と小物屋にでも行って気分転換してこい。」

雪村「えっ!」

千鶴ちゃんの目が、きらきらと輝いている。

貴 「じゃあ、土方さんも来てくださいね。」

土方「は?なんで俺が…。」

雪村「…ダメですよね…。」

千鶴ちゃんは、みるからにしょげている。

沖田「近藤さん、土方さんが千鶴ちゃん泣かせてます。」

近藤「いかん!それはいかんぞ、トシ!」

土方「いや、ちげえ!ああ、もう、分かった!行く!」

雪村「やった!」

まとめ:鬼の副長といえども、一人の女の子には敵わない。

39話   土方side→←37話   貴side


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設定タグ:薄桜鬼 , 暗殺者 ,   
作品ジャンル:アニメ
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ひかる(プロフ) - 誤字脱字など、文法上の誤りを訂正しました。設定の変更はありません。 (2018年8月10日 9時) (レス) id: 1e5050a07d (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 16000hit,ありがとうございます! (2018年8月7日 20時) (レス) id: 1e5050a07d (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 15000hit,ありがとうございます。 (2018年7月31日 21時) (レス) id: 1e5050a07d (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 14000hit,ありがとうございます! (2018年7月26日 21時) (レス) id: 1e5050a07d (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 13000hit、ありがとうございます! (2018年7月26日 21時) (レス) id: 1e5050a07d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひかる | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sekka/  
作成日時:2018年4月22日 16時

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