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名前 : 夕希A
年齢 : １７歳(海常高校３年)
部活 : バスケ部(主将)
身長 : 168cm
ロシア人と日本人のハーフ
髪色 : 金髪
瞳 : 淡いブルー
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私の父は日本人で母がロシア人。
と、言っても...
母は全くロシア語を話せないし書けない。
育ちは完全に日本で、中身は日本人。
だから私もロシア語なんて分からないし
見た目以外は完全に日本人。
私から見ても父はかっこいいし
母はすごく美人。
そんな遺伝子のおかげで...
４歳年上の姉も母に似ていて美人。
２歳年上の兄も文句なしにかっこいい。
そして２歳年下の弟も自慢の弟だ。
私と姉はよく双子に間違われる。
私からすれば全然姉の方が美人だし
スタイルだって良い。
姉は...私の一番の憧れであって
私の...一番のコンプレックスでもある。
いつだって姉と比べられてきた。
良い意味でも...悪い意味でも。
姉と付き合った人は別れると私に来る
私と付き合った人は別れると姉に行く
それがもう...当たり前のように繰り返されてた。
そりゃあ...
父と母の遺伝子には感謝してる。
正直...容姿で困ったことはないし
恋愛だって困ることもなく自由にしてこれたから。
姉と別れて私に近づく男はいらない
私と付き合って姉に近づこうとする男もいらない
そう切り捨てたって
すぐにちがう人と恋愛してこれた。
だから...恋愛で苦労なんてしないって思ってた。
今だって...
学校一かっこいいって言われてる圭太と付き合ってる。
かっこいいだけじゃなくて
スポーツも出来るし優しいし
頭だっていい。
付き合ってもうすぐ１年。
私の自慢の彼だ。
告白してきたのは圭太。
圭太が好きだったかって聞かれたら
正直...好きだったとは答えられないかもしれない。
自分から好きになるって...
どんな感情なのか分からないから。
好きだって言われて
それに応えるように私も好きになる。
これも本当に好きなのか分からないけど...
うん...分からないけど...
でも一緒にいて楽しいから圭太と付き合ってる。
同じバスケ部でお互い主将。
話だって合うしね。
そんな感じで恋愛ってするものじゃない？
深くは考えたことないから分からないけど。
それが今までの私の恋愛の仕方だった。
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作者名：7nana23 | 作成日時：2019年5月16日 12時
