にわか雨は恋の予感！？【冨岡義勇】

第8話 ページ10

今日も傘を手に持ち学校に登校する。







今日の天気バッチリ確認した。









完全完璧の晴れだ。









にわか雨が降っても大丈夫なように折り畳み傘だって持っている。









これからはズボラな私もめんどくさいから傘を毎日持ってくる用意周到なズボラに格上げだ。







「冨岡先s……」









言いかけたところで先生と女の子が話しているのを見つける。









生徒A「だからぁ、先生かっこいいしいいじゃーん」







冨「……………………」









しばらくすると先生から女の子は離れていった。









「冨岡先生……」









女の子が見えなくなりきったところで先生に話しかける。









冨「Aか」









「はい、傘ありがとうございました」









無地の傘を差し出す。









「先生」







冨「なんだ」









さっきの女の子は……。



…………。



…………………………。




…………。









「先生はスカートが短い子が好きなんですか？」









冨「短いやつは…………指導対象だ」









「私が短かったら捕まっちゃいますね」









冨「そんなことがあれば呼び出し対象だ」









「1回だけでですか？冗談が上手ですね」









思わず私はふふふっと笑う。





先生は少しムスッとする。





冨「嘘じゃない」




「その冗談好きなんですね」









その日は少し雑談をして校門を抜けた。








天気予報は合ってたみたいで帰りは青空が拡がっていた。

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