＊カノside ４ ページ31
カノ｢……それで、さ｣
声が震える。
カノ｢今日Aの誕生日でしょ？｣
貴｢え？……あｯ……！｣
どうやら忘れていたようだ。
朝から見ていても覚えている素振りが無かっから、もしかしたらとは思ってたけど…ww
貴｢そうだった！あはは…忘れてたや…//｣
カノ｢やっぱり。だと思ったｗｗ｣
はにかみながら笑うAを見て、少し力が抜けた。
貴「でも、カノは私の誕生日覚えててくれた・・・ていうか知っていたんだね///」
カノ「うんｗｗっていうか団員全員が知ってるよ」
貴「え！？あれ・・・私皆に誕生日教えたっけ・・・？」
カノ「ん〜、なんかエネちゃんがAの個人情報ハッキングして調べたらしい」
まあ、皆でエネちゃんにお願いしたんだけど。
彼女の誕生日、ちゃんとお祝いしたいもんね。
貴「あ〜・・・エネちゃんならやりそうだなぁ・・・」
Aも納得したようで、苦笑している。
カノ「だから、ちゃんとメカクシ団でお祝いするけど今日はAを独り占めしたかったんだ。
ほら、アジトって賑やかだから、なかなか二人きりになれないし・・・」
貴「カノ・・・///」
カノ「それでね、」
きた。きてしまった。
用意しておいたはずのセリフはいつの間にか頭の中から抜け落ちていた。
心臓が痛い。
でも口から出てきたのは紛れもない本心だった。
カノ「僕・・・嘘つきだし、セトやコノハ君に比べたら頼りないかもしれない。でも一番Aを愛してる。これだけは自信持って言えるんだ。だから、これからもずっと僕と一緒にいてほしい」
貴「えっ・・・」
目が合う。
Aの驚いた顔。
言える。
今なら……
カノ「A、お誕生日おめでとう。
――――僕と結婚してください」
あれだけ躊躇っていた言葉は、自分でも驚くくらいにすんなりとでた。
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masa-kichi(プロフ) - 巫子さん» 最終更新からだいぶ日が経っているのにわざわざコメントありがとうございます！泣そう言っていただけてとても幸せです！こちらこそありがとうございました。 (2017年7月3日 18時) (
レス) id: 37fb7bf0cf (このIDを非表示/違反報告)
masa-kichi(プロフ) - ミオナさん» お返事めっちゃ遅くなってしまってごめんなさい！＞＜日頃の妄想からの思いつきをぶっ込んだ作品なので、少々不安は残っていたのですが…。そう言っていただけてとてつもなく嬉しいです！ありがとうございました！ (2017年7月3日 18時) (レス) id: 37fb7bf0cf (このIDを非表示/違反報告)
masa-kichi(プロフ) - カノLOVEさん» お返事めっちゃ遅くなってしまってごめんなさい！＞＜この作品は初めて作ったものなので、今見返すと語彙力や表現力の無さで恥ずかしくなるのですが…そう言っていただけてとても嬉しいです！ありがとうございました！ (2017年7月3日 18時) (レス) id: 37fb7bf0cf (このIDを非表示/違反報告)
巫子(プロフ) - とってもいいお話でした(泣)本当に良かったです。有難う御座いました (2017年7月3日 17時) (レス) id: 343e14107c (このIDを非表示/違反報告)
ミオナ - 最高でした（泣）イイ話です (2017年6月17日 5時) (レス) id: 27a20bc8d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：masa-kichi x他1人 | 作成日時：2016年5月13日 16時
