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ユリーカが反復して訊いた時に、彼等の背に掛ける声が一つ

「さっきはどうも」
「えっ?貴方がパンジーさんの妹?」
「あら、もう妹と会ってたんだ」
「一枚撮らせてもらったの。姉さんから聞いてるわ。暫く留守にしていてごめんなさい」
「いえ、楽しみにしてました!」

入り口を潜ると奥に大きな扉、そして壁一面には虫ポケモンの写真が展示されてあった

「綺麗な写真だな…」
「これ全部ビオラさんが撮ったんですか?」
「ええ。ここにあるのは作品のほんの一部だけど」
「妹は優秀な虫ポケモンカメラマンでね、時々私の取材も手伝ってもらってるのよ」
「良い写真ですねぇ。被写体への愛情が溢れてますよ」
「本当!虫ポケモン大好きって感じだね!
決めた!ビオラさん、キープ!お願い!お兄ちゃんをシルププレ!」
「ネネー!」

キラキラとした輝きを大きな眼に灯したユリーカがビオラの前に片膝をつき、右手を目一杯前に出して言った

「は?」
「シルプ、プレ?」
「シトロンをよろしくって事か?」

当然一番恥ずかしい思いをしている兄は真っ赤な顔で注意しても妹は悪びれた様子はない
これ以上要らん事を口にする前にエイパムアームを起動させて強制退場させていく

「小さな親切大きなお世話だ!」
「ビオラさん!考えておいてねー!」

シトロンはユリーカを引きずりながら退場していった

「…ユニークな妹さんね」
「それじゃサトシ君!始めましょうか!」
「はい!」
「ピッカ!」

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Hinako(プロフ) - レントラーの覚えているボルテッカーですが、ピチュー、ピカチュウ、ライチュウしか覚えられない技ですよ。 (2019年8月31日 14時) (レス) id: 4f8b45264f (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 主人公の大事な用とはなんなのか気になります。更新頑張ってください! (2015年7月7日 19時) (レス) id: adc7831a4d (このIDを非表示/違反報告)
ツバサ - 面白いです!主人公とセレナはいったい何があったんでしょうか…続きが気になります! (2015年6月27日 7時) (レス) id: 806dafaaec (このIDを非表示/違反報告)
ぽよよ☆(プロフ) - お気に入りありがとうございます!続き、楽しみに待ってます♪ (2015年6月16日 23時) (レス) id: 7f1c084c46 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:抹茶ケーキ | 作成日時:2015年6月16日 23時

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