2story 杏side ページ3
今は夜の9時。
ヒロトも帰ってきて、ご飯を食べている。
なのに、Aが帰ってきていない。
いつもなら大体8時半頃には帰ってくるのに。
杏「ねぇヒロト。A、帰ってくるとき見なかった？」
私は心配になって聞いてみる。
ヒ「ううん、俺は見てないよ。もう少し待ってみようよ。Aの事だからすぐ帰ってくるさ。」
「そうだね。」自分を言い聞かせるように言った。
ヒロトの前に置いてあるAのご飯を見る。
あーあ、もう冷めちゃったかな？
キッチンのところへ持って行こうとしたら、玄関のところでドアの開く音がした。
急いで玄関のところへ行くと、泥だらけのAが立っていた。
私の顔を見ると安心したのか、Aの目からはポロポロと涙が出ていた。
杏「A。どこ行ってたの！？ママ、心配してたんだよ？」
そう言い、Aを抱きしめる。
貴「ゔわぁーママー！怖かったよぉ〜！」
Aの涙を手で拭うと、綺麗なほおにはたくさん傷が付いていた。
大騒ぎになっていることをやっとわかったのか、リビングからヒロトが出てきた。
ヒ「A？ダメじゃないか。こんなに汚して。」
杏「ヒロト。空気読んでよね。ほら、A、すごい傷だらけなの、分からないの？」
娘の顔に傷が付いているのを見るとヒロトは..................................................................
失神した。
ねぇ。
この状況、私1人でどうしろっていうのよー！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：弥風 | 作成日時：2018年1月26日 18時
