【イナゴ】私の両親はエイリア学園最強でした。【シード】 (ページ4)

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3story ページ4

杏「A。昨日は大丈夫だった？少し落ち着いた？」

貴「うん、ありがとう。もう大丈夫。」

私はあれから疲れてしまったのか、知らないうちに寝ていた。

今日はママが念のため学校を休みなさい。と言うので今日はおとなしくすることにした。

私がリビングでご飯を食べていると、電話がかかってきた。

杏「もしもし？はい、ええ、いますよ。」

「A！」とママが私のことを呼んだ。

友達かな？と思いながら、受話器を受け取った。

貴「もしもし？......はい。..................今すぐ行きます。」

受話器を戻し、ジャージに着替えて玄関へ向かった。

すると、私が外に出ようとしているのに気づいたママが、「何してるの」と言った。

貴「ママ。ごめん。私行かなきゃ。」

ママの反対するような声が聞こえたけど、聞こえないふりをして、ただひたすら走った。

家が見えなくなり、駅のところまで来たところで私は足を止めた。

私はある“人”を探している。

貴「.........どこ......」

必死に辺りを見回す。

？「基山さん？行きますよ。」

見つけた。

と言うより

見つかった。