ちょっと待ってよ平子隊長【BLEACH】 (ページ5)

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第5話ページ5

「えぇっ、浮竹隊長も知ってたんですか⁉」

「そりゃあ、隊長格の恋愛話なんてすぐに広まるさ。俺も京楽から聞いたんだ。」

ここは十三番隊隊舎。その隊首室に他隊の三席が入るだなんて普通ではあり得ない。
初めの頃は廊下ですれ違う人に怪訝な目で見られてたけど、今は慣れられたのか挨拶を交わす程だ。

…まぁ、新人君たちには凄い目で見られるんだけど。

「いやぁ、娘が親離れするときはこんな感じなのかなぁ。今度よろしくお願いしますって言いに行かないとな。」

「ちょっ…ちょっと！勝手に話を進めないでください‼私あの人とほとんど話したことないんですよ？」

「そうかぁ…サボりぐせがあるけど、いい人だとおもうんだけどな。……よし！」

えっ、よしって何嫌な予感しかしないんだけど。

「今からこの書類を五番隊に渡しに行くつもりなんだが忙しくてな。暇だろう？代わりに行ってきてくれ！」

天然無茶振りキラーパスきたぁぁ！
何が忙しいだよ、今の今までお菓子食べてた癖に！

「なっ、頼む！この通り！」

顔のにやけが隠せてませんけど。

「ああ！分かりました、行きますよ！」

……えっもしかして初めから…。
いやっ違うよね⁈