168話 ページ22
Aが慌てながらも1人で部屋の壁に寄りかかり本戦が始まる時間が近いためスマホを焦りながらずっと見ていると扉にノック音がなり一瞬扉から離れた。だがそれは茨の声が聞こえてすぐに一安心して現状を改めて伝えた
「平気です…ジュンお願いします」
「まったく俺はそのために呼ばれたんすかぁ？…Aさーん、ちょっと扉から離れてくださいね」
『え…あ、うん…』
ジュンが扉を思いっきり蹴って金具が外れて、無事にAは部屋から出ることに成功した…ものの
『ありがとうジュン君…え、なんで固まってるの』
4人はもちろんのこと17の少女が頭から血がダボダボたれている姿が見えるため顔が青ざめていたのだ
『…ね、茨ここからステージの映像と繋がる場所ってどこ』
「ここから右奥じゃなくて！『ありがとう！』怪我してるんですよ！…って早い！」
Aは怪我を気にせず廊下にあるステージ映像が見える場所へと走っていき4人も急ぎながら追いかけた
『は…』
「ちょっと！けが人なんですよ！…ってどうしたんですか」
なんとか追いついたものの、Aが固まった状態でモニターを見ているため茨が不思議に思い同じくモニターを見始めた
「これって…どうなってるんですか」
Trickstarが本戦への出場が決定した瞬間に周りの照明が暗くなりモニターにひとつずつ文字が刻まれていた
あの明星を覚えていますか？犯罪者、落ちた偶像、アイドル業界を追われた、忌まわしきアイドルとスバルもその画面が見えており信じられないという表情で見ていたそして最後にスバルの目の前に
その息子も同じ犯罪を犯しているという文字が書かれた
もちろんAやEdenにもそれが見えており周りのスタッフは何が起きたんだと慌てていた。Aはナニコレという顔でモニターを見上げていた
『な…きゃ…』
「A？」
『行かなきゃ…私がどうにかしなきゃ…私がいなかったせいでみんなを…また…スバルを…』
Aが1人でどこか行こうとし、走り出す瞬間に嫌な予感を感じ取ったのか日和がAの腕をつかんで止めていた
「ダメだね…君を今この状況で動いちゃダメ。まともの状態じゃない…そんなこと僕が許さない」
「おひいさん…」
『は…さい…もう…です』
「…A、落ち着いて無茶しちゃだめだよ…」
凪砂も心配した瞬間、Aは凪砂が心配して伸ばしたてを振り払い日和が握った腕をすぐに引き抜いた。Aの瞳から涙がひしひしと垂れていた
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reichan(プロフ) - 朱桜馨さん» ありがとうございます！ぐだぐだてすが！頑張らせて頂きます！ (2021年8月16日 17時) (
レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
朱桜馨(プロフ) - お？主人公ちゃん脈アリな雰囲気出てきた？茨頑張れ！あと一押しだ！……………多分この話とても面白いです。更新頑張ってください!! (2021年8月11日 23時) (レス) id: e0ab5d8073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reichan | 作者ホームページ：http://kurakura.raraya
作成日時：2021年3月20日 16時
