１３話 ページ14
翌日定時で仕事を終え会社の入口まで行くと美少年…いや、どうもあれからウサギの印象が強いジョングクくんが待っていた。
今日は携帯ゲームに夢中なのか私が来たことに気付いていない様子だった。
｢おまたせ！｣
ポンッと肩を叩くと
｢おわっ！あっ、すいません。ゲームに夢中になってて。｣
と、焦りながら携帯をしまった。
｢あはは！びっくりしてる！待たせてごめんね。｣
そう言うとジョングクくんは
｢いや、全然待ってないですよ。おつかれさまでした。じゃ、行きましょう。｣
にこっと笑って私の手を取って歩き出した。
電車に乗りジョングクくんと私の実家がある駅で降り少し歩くと見慣れた建物の前に辿り着いた。
｢あれ？ここジョングクくんがバイトしてるカフェだよね？｣
来たかったのってここ？と思いジョングクくんに聞いた。
｢あっ、いえ、今日来たかったのはこっちのお店です。｣
ジョングクくんが指差す方には最近建ったであろうキレイバーのようなお店がが建っていた。
｢ここ、カフェのオーナーが始めたバーで最近オープンしたばっかりなんです。
お祝いも兼ねて行きたいって思ってたんですけど1人じゃなかなか入りづらいし…なのでAさんを誘ってみました！｣
またいつもの目尻を下げたかわいい笑顔で教えてくれた。
少し重そうな扉を開くと中のカウンターから背の高い男の人が迎えてくれた。
｢おっ！ジョングギ〜！来てくれたの？ありがと〜！｣
笑顔でジョングクくんに声をかける人、多分オーナーさんかな？
｢ヒョン、今日は美味しいお酒期待してますよ〜｣
｢任せて〜！…って、後ろの子誰！？彼女！？うわ〜ジョングギいつの間に！？わっ！かわいい〜！！｣
すごい勢いで喋りながらカウンターから出てきたので思わずジョングクくんの後ろに隠れてしまった。
｢ちょっとヒョン！Aさんびっくりしてるじゃないですか。もう！
Aさん、僕の彼女です。｣
ジョングクくんは苦笑いしながら私を紹介してくれた。
｢そうだったんだ〜！驚かせてごめんね。
Aちゃん、いらっしゃい！オーナーのホソクです！今日はジョングギの奢りで楽しく呑んでってね！｣
そう言うとホソクさんは私に手を差し出してきた。
握手しようと私も手を出したらジョングクくんにパシッとその手を掴まれてしまった。
｢ヒョンの性格が移るから握手しちゃダメです！｣
…もしかして…これってヤキモチ？？
そう思ったら嬉しくなって顔がニヤついた。
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papillon32171(プロフ) - BTS♪さん» コメントありがとうございます！グクかっこいいですよね！そして初めての妄想に選んでもらえて光栄です！これからも楽しんで読んで頂けるように頑張ります！ (2017年4月29日 16時) (
レス) id: 10a433ae09 (このIDを非表示/違反報告)
BTS♪ - 私もBTS大好きです！特にグクが。妄想系の話初めて読んで、ハマりました！ (2017年4月29日 14時) (レス) id: 5637ce32c6 (このIDを非表示/違反報告)
papillon32171(プロフ) - ゆかさん» コメントありがとうございます！！すごい嬉しいです(^ ^)更新頑張ります！ (2017年4月22日 8時) (レス) id: 10a433ae09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - こういうお話めちゃくちゃ好きです!!続きが楽しみです^^更新頑張って下さい!!応援しています(^^) (2017年4月22日 0時) (レス) id: 89a23ba0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひぃ x他1人 | 作成日時：2017年4月12日 21時
