【あんスタ】猫被り女は元暗殺者【暗殺教室】

にゃあ！ ページ20

朱桜side




貴「ただいま…！」


朱桜｢saveですA！｣


貴「3秒前！」


姫宮｢急いできた所アレだけど自習だよ〜｣


貴「えー」





姫宮くんの隣に座り直し本を取り出すA。
活字がズラリと並ぶ難しい本を良く読んでいるが
どういう内容かわからない…。





朱桜｢その小説｣


貴「これ？」


朱桜｢どういう内容なんですか？｣


貴「…結構ぐろーってなってるやつだよ」


朱桜｢…や、やっぱいいです！
それより勉強教えてもらって良いですか？｣


貴「良いよ。数学？」


朱桜｢はい…｣








私が呼びかければ他のみんなも
僕も、俺も机を寄せてくる。

Aも教科書とノートと筆記用具を
持ち私の机に向かい合う形で椅子を設置し座る。







貴「どこが分からないの？」







眼鏡を装着して自慢げに笑う振りをするAに
ここだと指指せば、ここ分かりにくいよねと笑って
共感してくれる

淡々と説明しながら簡単な解き方を自分のノートに
メモして話すA。





姫宮｢うわ、説明文のリス可愛い｣


仙石｢そのノート、コピー欲しいでござる！｣


貴「いいよ、椚先生にコピー機借りてくるね」


朱桜｢司も宜しいですか？｣


貴「うん。いいよ」






可愛らしく眼鏡をかけた動物が
説明をしているかの様に絵やフキダシを
器用に付けてくA。

猫だけ山本に似る現象が起こっているのは
あえて突っ込まないでおいた。

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