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43.In a dream ページ10

カラ松side

「と、言うことだ……」

俺が話し終わった時、ガラガラ…と窓を開けベランダからチョロ松が入ってきた。

「……どうだ、チョロ松。夜風に当たって体も冷えただろう。」

どうせ、おそ松の事でも考えていたのだろう……俺だってコイツの兄だ。それくらいは分かる。

「うん、話も終わったみたいだし、とりあえず寝ようか。」チョロ松は軽く微笑んでいるが…先ほどの小一時間で涙を流していたのだろう、目の下が赤くなっている。

「…あぁ、それもそうだな。」

弟を泣かせてしまったな。悪い、チョロ松。

「んん〜僕も眠くなってきちゃったぁ…」

トド松は大きな伸びをした。

「作戦会議は明日でいいんじゃ無い、とりあえず眠い」

続いて一松も、欠伸をして猫のように目をこすった。

「よし、今日はたっぷり寝てくれ。明日からは忙しいぞ!」

俺が仕切るように言うと、はぁーいと返事をした。Aちゃんは、席からたちドアの方へと歩み。

「……おやすみなさいっ」

そう言って、自室へと向かった。

Aちゃんに続き、ブラザー達もおやすみ〜などと声をかけ自室へと向かって行った。

「………チョロ松もそろそろ部屋へ戻るといい。明日疲れてしまうしな…」

最後に残ったチョロ松は何か、不安な悲しい目をしていた。が、ここで止めてはダメだと俺の本能が疼いたため今日は部屋へ戻す事にした。

「……ん、おやすみ」

そう言ってチョロ松も自室へと向かった。

「…すまないな、チョロ松。こんな兄で…」

俺はその言葉をリビングに残し自室へと向かった。

向かう途中それぞれの部屋を覗いたが、皆すやすやと夢の世界へ入って言った。

せめて、夢の中ではおそ松と共にいる夢を見ていて欲しい、そう願いながら。











「待ってるからな、俺の家族…」





月明かりに照らされおそ松の頰をつたる涙は光輝いていた。

その涙はやがて、嬉し涙へ変わるのか、悲し涙へ変わるのか。


そんなことを思いながらおそ松は瞼を閉じた__。

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青柳(プロフ) - OnePineさん» 嬉しい言葉ありがとうございます、そんなこと言っていただけて本当に嬉しいです。とりあえずこの話を終わらせまして、そこからまた次の話に入るか検討中です。本当にありがとうございます! (2018年5月12日 10時) (レス) id: e6bd26296f (このIDを非表示/違反報告)
OnePine - コメント失礼します!この話をもっともっと読んでいたいです。ゆっくりでもいいので続けて欲しいです!よろしくお願いします。 (2018年5月11日 23時) (レス) id: cbe4ed7f38 (このIDを非表示/違反報告)
青柳(プロフ) - ミモさん» ゆっくりと更新していきますので気長にお待ちください〜!!ありがとうございます! (2018年1月21日 23時) (レス) id: e6bd26296f (このIDを非表示/違反報告)
ミモ(プロフ) - ハピエン期待ですっ!更新ファイトです! (2018年1月21日 19時) (携帯から) (レス) id: 0c3426b0a6 (このIDを非表示/違反報告)
青柳(プロフ) - 和奏*(WIIU)さん» ありがとうございます、最新も少しずつですが気長に待っていただけると嬉しいです! (2017年8月24日 11時) (レス) id: e6bd26296f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆうひ | 作成日時:2016年12月23日 22時

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