62.spy ページ29
綺麗な庭園を抜け大きな扉の前へと着く。そこには、黒いスーツを着た2人の青年がにこやかな笑顔を浮かべてこちらを見ていた。
「マツノ様」
「あ、どーもぉ」
「本日はありがとうございます。ここを抜け上へと上がっていただければ会場が見えますので、」
ごゆっくり、そう言って何かをおそ松に手渡した。丁寧なお辞儀をした2人はなにやらおそ松とアイコンタクトをとっている様に見えた。
２階へと続く長い階段を登りきれば、そこには軽やかで優雅な音楽と煌びやかで危険な香りのする人間が沢山いる。眼を凝らせば人間なのかよくわからない者もいるが、見なかったことにしておこう。
「おそ松様？」
「……キャシー様！」
赤いドレスに真紅のリップ、高いヒールを鳴らし歩いてくる美しい女性。自然におそ松の腕に絡みつき上目遣いで会話をする。
「ここは任せるか、A。いくぞ」
「えっ、あっはい」
冷たい目をした小声で話しかけてきたカラ松と目は笑っていないおそ松を見れば、その女性が黒であることは直ぐにわかった。手を引かれまた他の男の元に話をしに行く。
「これの繰り返しだよ。さっきの女の後ろに紳士そうな爺がいただろ？」
そいつが今回狙ってるボス、そう私に囁くチョロ松。さり気なく、彼は私の持つバックに小さなナイフを入れた。
「スパイみたいですね、ねぇ一松」
「そんな簡単なもんじゃないよ」
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青柳(プロフ) - OnePineさん» 嬉しい言葉ありがとうございます、そんなこと言っていただけて本当に嬉しいです。とりあえずこの話を終わらせまして、そこからまた次の話に入るか検討中です。本当にありがとうございます！ (2018年5月12日 10時) (
レス) id: e6bd26296f (このIDを非表示/違反報告)
OnePine - コメント失礼します！この話をもっともっと読んでいたいです。ゆっくりでもいいので続けて欲しいです！よろしくお願いします。 (2018年5月11日 23時) (レス) id: cbe4ed7f38 (このIDを非表示/違反報告)
青柳(プロフ) - ミモさん» ゆっくりと更新していきますので気長にお待ちください〜！！ありがとうございます！ (2018年1月21日 23時) (レス) id: e6bd26296f (このIDを非表示/違反報告)
ミモ(プロフ) - ハピエン期待ですっ！更新ファイトです！ (2018年1月21日 19時) (携帯から) (レス) id: 0c3426b0a6 (このIDを非表示/違反報告)
青柳(プロフ) - 和奏*(WIIU)さん» ありがとうございます、最新も少しずつですが気長に待っていただけると嬉しいです！ (2017年8月24日 11時) (レス) id: e6bd26296f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうひ | 作成日時：2016年12月23日 22時
