【戦国BASARA】どうやら私の青春は間違っているようです。-第２章-

愚痴りタイム。 ページ16

『もう疲れたｧｧｧｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱ！！！！！！』

「それはそれは・・。ご無沙汰様としか言いようがないな・・。」

「だからしばらく此処に来なかったのかぁ。」

久しぶりに黒田さんの店へ行き、愚痴りまくる。

どうしたと尋ねてきた黒田にこれまでの事を話すと、苦笑いしていた。

「しかし・・。あの三成が女に落ちるなんてなぁ。明日は雪か？」

『昨日から落ちてますけど今日降ってませんでしたよ』

本当に驚いた顔でそういうのだから、ジョニーが恋をするなんてありえなかったのだろう。


「にしてもお前ぇ、いくらか痩せたかぁ？」

『痩せたというかやつれたんだよ。』

「大変だったな・・。今日はお代はいいから、たくさん食いな。」

そう言ってお菓子をたくさん作ってくれた。ありがてぇ・・・。

むぐむぐスイーツを食べていると、黒田さんが言った。

「・・にしてもお前さんは本当にお人よしだなぁ。」

『何ででふか？』

「飲み込んでから話せよぉ」

『ふぁい』

ごくんと飲み込む。

「・・自分も好きな奴がいるってのに、他人の恋を応援してんだろ？」

『・・・まぁ。』

否定はしない。最近はジョニーとか環とかを手伝って、徳川君を眼中に入れていない日もあった程だ。

「そのままでいいのか？」

『・・無事、友人の恋が実ったら。私も存分に満喫しますよ。』

「間に合わんかもしれんぞ？」

『・・・・・・・・。』

でも、私は。

ジョニーと環を見捨てておけない。

『それでもいいんです。』

「・・そうかい。」

『えぇ。』

「何かあったら相談しな、いつでも協力してやるよ！」

「俺様にも頼めよぉ？」

『・・ありがとう、二人とも。』

そう言うと、二人はニコッと笑いかけてくれた。

(シリアスシーンなのに、”ジョニー”っていうね。・・因みに、しばらくシリアスモードです。)

-続け-

劣等感。-環ｓｉｄｅ-→←落ち着けよジョニー

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