60.真面目なドラゴナイト ページ12
黎斗が呆れて目を覆いたくなるほど、その本にはトンデモな愛の形が載っていた。
グラファイト「A！！俺の愛し方で満足出来ないのは、こんな風にお前を抱いてやらないからなのか？！？！」
貴利矢の首を絞めていたAにグラファイトが必死で聞いて来るのを、貴利矢がまたケラケラと笑うと。
A「違う！！！！」
貴利矢「そーそー！グラファイトもちゃんと勉強しなきゃ駄目だせ？」
グラファイト「そうか、、人間の女はこんな風に愛されたいのか、、、」
そう言ってグラファイトはショックを受けてしゃがみ込むとブツブツと何かを呟き始めた。
ポッピー「貴利矢！！！グラファイトが本気にしちゃったでしょ！！！」
黎斗「私の開発したゲームキャラにおかしな情報データを入れるのはやめてくれないか？」
A「ホント、最低！」
白い目で貴利矢を見ていると、騒ぎを聴いて大我達がやって来た。
大我「グラファイト？どうした？？」
ニコ「膝抱えてしゃがみ込んで、そんなキャラじゃないでしょ？？」
飛彩は黎斗の手にあったトンデモな愛し方の写真集をひょいと取って無表情のままペラペラとめくる。
永夢「飛彩さん、何読んでるんですか？？、、うわっ？！何ですか！この凄い雑誌！！！」
思わず赤面する永夢に飛彩は無表情のまま永夢の顔に写真を近づける。
永夢「ちょっ、ちょっと、やめて下さいっ！」
飛彩「こんなもので動揺するとは、つまらぬ男だな、研修医」
永夢「飛彩さんはこんな凄いの見て平気なんですか？！」
飛彩「所詮は写真だ。全く何とも思わない。」
貴利矢「さっすが大先生！」
ポッピー「ねぇ、グラファイト？貴利矢にからかわれただけだよ？機嫌なおして？」
ポッピーに声を掛けられてパッと顔を上げたグラファイトは立ち上がると飛彩の手からトンデモな雑誌をもぎ取り、Aの顔の前にページをばーんと開けて見せた。
グラファイト「A！お前はどれが好きなんだ？！」
A「全部好きじゃなーい！！」
グラファイト「ゲンム！どれだと思う？」
黎斗「ライバルの君に教える訳が無いだろう！」
グラファイト「ではコレを全て試してみよう！俺はこの本を購入する！A、今夜早速試そう！」
A「絶対イヤっっ！！」
グラファイト「何故だ？！？！おい、レーザー！何故Aは怒ってるんだ？！」
貴利矢「さぁ？、、ぷぷぷっ」
大我「ふん、正しい女心は学べなさそうだな」
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うなぎ(プロフ) - 読み返しました。展開も会話も全部おもしろいと思う。打ち切り残念。結末のテーマは壮大な愛か、、、。色んな愛の形だよ。 (2018年5月27日 21時) (
レス) id: f7b08b87dc (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - 優芽さん» どうもありがとうございます！また次回作、良かったらみてください♪ (2018年5月17日 17時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - moon791さん» いつも本当にありがとうございます！今回はこんな形でしたがまた次回頑張ります♪ (2018年5月17日 17時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - kojiさん» 途中で終わってしまってすみません！！またよろしくお願いします！ (2018年5月17日 17時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
優芽(プロフ) - お疲れ様でした！面白かったです！次回作でも、あえることを願っています… (2018年5月15日 14時) (レス) id: aed56382a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おおさきまいこ | 作成日時：2018年4月29日 1時
