59.レーザーとドラゴナイト ページ11
黎斗「グラファイト、バグスターの姿で一体君は何をしているんだ?」
CRのメンバーに怪訝な顔で見られたグラファイトは結婚情報誌・ぜくしぃをパタンと閉じた。
そして黎斗の言葉に自分の姿を見て少し驚き、バグスターの姿から人間態になった。
グラファイト「必死で本を読んでいたらいつの間かバグスターに変身していた様だな」
大我「意味わかんねぇ」
大我は呆れてため息とともに言葉を吐き捨てた。
グラファイト「どうしたらAの心を手に入れられるかと考えていた。ラブリカに相談したら女心をまず学べと言われた。」
飛彩「それで書店で雑誌を読んでいたと言うわけか。」
ニコ「あんた結構可愛いじゃ〜ん!」
貴利矢「で、女心は学べたのかよ?、、ぷぷぷっ」
まだ笑いの治らない貴利矢が笑いを噛み締めながら聞く。
グラファイト「いや、まだだ。だからこの雑誌を購入しようと思う。家に帰ってゆっくり読みたい。」
どうやらグラファイトはぜくしぃを購入したいらしい。
A「グラファイト、、気持ちは嬉しいんだけど、その雑誌は女の子が読む雑誌だよ?」
グラファイト「そうなのか?!」
グラファイトは驚きの表情でウエディングドレスの眩しいお姉さんの映った表紙を睨んだ。
貴利矢「よし、じゃあ自分が何読んだらいいか教えてやるよ!グラファイト、こっちだ」
貴利矢はグラファイトを連れて別のコーナーへ移動して行った。Aとポッピーがグラファイトの読んでいた本を棚に戻していると、、、
グラファイト「な、な、なんだコレはっ!!!!」
叫び声が聞こえる。
ポッピー「どうしたの??」
慌てて2人の元に駆けつけると目を見開いたグラファイトが雑誌のページをガン見してプルプルと震え、その横にニヤニヤと貴利矢が立っていた。
貴利矢「こーゆー愛の形もあるんだぜ?」
グラファイト「なんと言う事だ、、!!A、お前もこんな風に愛されたいのか?!?!」
若干声の上ずったグラファイトに首を傾げながら何を読んでるんだろうとその雑誌を見たとたん、Aは激怒した。
A「貴利矢!!!!!!」
Aはグラファイトの手から雑誌をふんだくるとポイっと投げ捨て、貴利矢の首をぎゅうぎゅうと締める。
投げた雑誌は黎斗にナイスキャッチされ、そのページを見た黎斗は思わず手で目を覆った。
A「グラファイトにこんなえっちな写真集見せるなんて何考えてるのよっ!!!!怒」
56人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うなぎ(プロフ) - 読み返しました。展開も会話も全部おもしろいと思う。打ち切り残念。結末のテーマは壮大な愛か、、、。色んな愛の形だよ。 (2018年5月27日 21時) (レス) id: f7b08b87dc (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - 優芽さん» どうもありがとうございます!また次回作、良かったらみてください♪ (2018年5月17日 17時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - moon791さん» いつも本当にありがとうございます!今回はこんな形でしたがまた次回頑張ります♪ (2018年5月17日 17時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - kojiさん» 途中で終わってしまってすみません!!またよろしくお願いします! (2018年5月17日 17時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
優芽(プロフ) - お疲れ様でした!面白かったです!次回作でも、あえることを願っています… (2018年5月15日 14時) (レス) id: aed56382a1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おおさきまいこ | 作成日時:2018年4月29日 1時