１. 任務 ページ1
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SIDEーA
「ｺﾝｺﾝ)小町A。学長に呼ばれ、只今参りました」
扉をノックし、学長の返事を待つ。
「Aか。入れ」
「失礼します。(ｶﾞﾗｯ」
「早速だが任務だ。」
学長の目の前まで歩いて行ったところで、学長は口を開く。
..学長直々に任務を下すとは、相当なのだろうか。
いやしかし、私の等級は二級と言えども三年がいる。
わざわざ私を指名する理由はない。
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「五条悟を惚れさせろ。」
「＿は？」
色々と考えを巡らせていた為か、学長の言葉を理解出来なかった。
否、理解はしたがそれを受け入れることが出来なかった。
「はっ！すみません！聞き取れなかったのでもう一度お願いします」
いやきっと幻聴だろう、そんなわけがない。
しかし、学長の前だ、いくらなんでも今の失言は許されない。
そう思い、許しを乞うように頭を深々と下げる。
「五条悟を」
「..はい。」
学長が私の返事を待つように一息つく。
「惚れさせろ」
「ハ？」
イヤイヤイヤ！どうした私の耳！！今日に限って不調か！！！
どうしようか、二度聞いてもあの最強を？？惚れさせろ？？？そう言っているようにしか聞こえない。
「そのためAには明日から東京校に通ってもらう。」
東京校？そこは最強がいる所？？？しかも明日って？私の意見はガン無視？？？ねぇ学長？？
「な、なぜ、、」
「五条悟の唯一の弱点となるのじゃ、A。」
「..少なくとも私はその任務に適任ではないかと＿」
自分で言うのも癪だが、私は人付き合いが良いわけでも愛想が良いわけでもない。事実、先輩と後輩はいるものの、同級生が居ないということもあって友達さえ居ない。そんな私が人に好かれることなどできるだろうか、否できない。断ろう。
ちなみに、同級生が居ないというのは言い訳ではない。断じて。
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おさとう(プロフ) - rimuさん» 嬉しいコメントありがとうございます(^-^) (2021年11月6日 8時) (
レス) id: bf2ce2a2ad (このIDを非表示/違反報告)
rimu - とても面白い作品ですネ！！ (2021年10月27日 23時) (レス) @page15 id: 8604b433e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おさとう | 作成日時：2021年2月10日 20時
