百五拾五、情報収集とネズミ退治 ページ5
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「___で、あんたのお友達にこんな攘夷志士居ないの?」
銀「居ねぇよ!そんな乱暴なお友達!」
「でも元攘夷志士でしょう?」
休みにも関わらず情報収集に勤しむ私は、万事屋に来ている
もちろん事件の詳細は隠してる
元志士なら何らかのツテとか情報とか心当たりくらいあると思ったのに、大ハズレ
っていうか
「…この家、Gかネズミでも出るの?」
銀「はっ………え?」
「なんか屋根裏から変な気配がするんだけど___ 」
天井を睨みつける
銀「あれじゃね、俺ストーカーに付き纏われてっから」
「…あんたが?」
新「ああ、さっちゃんさんのことですね」
「警察に相談しないの?」
銀「じゃあお前が捕まえてくれ」
「めんどくさ………分かった。降りて来なさい、物好きなストーカー」
?「ストーカーじゃない、桂だ」
ガコッという音がして天井の板が一枚ずれる
身構えていると、あるものが落ちてきた
「………人間?」
桂「すまん、客だったか。………ん?何処かで見たような顔だな」
銀「馬鹿だろお前。こいつ真選組だぞ」
桂「真か?!」
「待って、」
私の正体を知って逃げようとするその人の前に滑り込み、正座で顔を見上げる
そして、手を前について勢いよく頭を下げる
「あの説は、ありがとうございましたっ…!」
銀「………は?」
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作者名:ユコ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/oorsayui/
作成日時:2018年3月27日 3時