R2 25話 ページ25
生徒1「枢木どこ行った!?」
生徒2「まだ校舎の中じゃないか?」
生徒3「行くぞ!」
ありがたいことに、僕は誰にも見つからず校舎裏の木陰に隠れることが出来た。
そこはAのいる理科準備室のちょうど真下に位置していることに気づき、もう少しだから待っててという気持ちを込めて上にある教室を見上げ.........ん?
ス「あれは...」
理科準備室に人影?いやでもA以外はいないはずなのに、1人2人...少なくとも4人以上はいる?なんで?鍵がかかってるはずなのに?
しばらく窓の向こうを凝視していると、見覚えのある顔が見えた。あれは確かルルーシュが...
ル「これがアンドレアスの取り巻き連中の顔と名前だ。覚えておくだけ損は無いだろう」
ス「わざわざありがとうルルーシュ」
ル「俺よりもAのそばにいるお前も覚えておいた方がいいだろう?...それにこの取り巻き連中は厄介でな。手荒で下品で横暴だ」
ス「よく知ってるんだね?」
ル「校内外でも暴力沙汰を繰り返して会長を困らせてるヤツらだ。対抗処分にしようにも奴らの親がこの学校の理事会に属していてなかなか難しい」
ス「そうなんだ...」
そこまで思い出して、嫌な予感が全身を駆け巡る。アンドレアスの取り巻きで、手荒で暴力的...そんなヤツらが理科準備室に...?
...気づけば体が動いていた。近くにあった木をさっと登り、強そうな枝を選んで、3階の高さまでさらに登る。
理科準備室の光景は、想定していた最悪の事態がそのまま現実になったようだった
ス「A!!!!!」
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れい - 応援してます、続き楽しみに待ってます! (2022年1月3日 0時) (レス) @page32 id: 231e6087c7 (このIDを非表示/違反報告)
桜喜(プロフ) - 続き待ってます、 (2021年10月17日 10時) (レス) @page32 id: abe8f9632e (このIDを非表示/違反報告)
はくあ - 楽しみに待ってます!! (2019年6月26日 1時) (レス) id: faf6172996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴー | 作成日時:2019年3月5日 5時