【NARUTO】白き黒い氷。

42 いなくならないで ページ46

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さっきのは何だったの…？




ほんとに、夢…なの？


夢にしてはリアルすぎる気が…




まだ眼がｽﾞｷｽﾞｷと痛む

前よりもっと痛い


今私の中で 何が起きているのだろう…


何かが起きそうで怖かった



ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀｯ

大きな足音がする



ｵﾋﾞﾄ「おい！どうした!?」


ｶﾞﾁｬｯとドアが壊れそうな勢いで入ってきたオビト




あ、あぁ夢か…

少し、いやもう本当に安心した



なんであんな夢を…見たのだろう

あんな夢を見るのは久しぶりだ



「…ごめん、変な夢見た」


ｵﾋﾞﾄ「そうなのか？

叫び声が聞こえたから来てみて…」


そう言いながら私のベッドに座る


「ねぇ、オビト…」


ｵﾋﾞﾄ「どうした…？」


「オビトは…

いなくならないよね…？

私を一人にしないよね…？」


「私…一人は嫌だよ…、」



わがままかもしれない、

だけど、一人になるのが怖いんだ



ｵﾋﾞﾄ「は？何言ってんだよ

いなくならねぇし、一人にしねぇし。

A、可笑しいぞ？ほんとにどーしたんだよ…」


「…うん、ありがとう…。何でもないよ」


ｵﾋﾞﾄ「ならいいけどさ…」


「…ｷﾞｭってしてほしい、な」


ｵﾋﾞﾄ「…ん」



ｷﾞｭｰってしてくれる

私もｷﾞｭｰってする



暖かい… とても安心する……。



オビトはいる。大丈夫だから。

少し強めにｷﾞｭってする




そうでもしておかないと

本当にオビトが




いなくなるんじゃないかって…




思ってしまう。









そしてだんだん


少女の心が暗くなっている






ことはまだ誰も知らない








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