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32話 「修行?」 ページ35

「...3...2...1...0!!行くよー!!」

子供の遊びだってやり方を変えれば修行にだってなる!

バッ
掌を地面に向けて構える

「…風引爆」

ボソリと言った途端、大きく飛び上がる。茂みや木の上、建物の後ろなどに隠れているな…しかし上から見ればみんなすぐ分かる。どこにいるか分からなければまとめて上から見つければいい。

「まずは左」

タッ!!
校舎を蹴り、勢いをつける

「うわっ!!」

一瞬で目の前に現れたのに驚いたのか、茂みに隠れていた少女は尻餅をついた

バッ!!
その隙に彼女に触る

次は確か右の木の上…
記憶力を頼りに、次々と子供たちを狙っていく

「や、やべーぞあいつ…もうすぐでみんな捕まっちゃうよ…!」

「オレたちが隠れてるところバレバレだよ!!場所変えよ!」

…って今頃言ってるだろうけど…場所を変えたって意味は無い!!

「ふぅ……」

意識を集中させる。微かに聞こえる話し声、足音、呼吸……。

「……っ!そこか!」

バッ!!
風引爆で木に近づく

「うわぁあ!!」

数人隠れていたようで、二人逃がしてしまった。逃がさない…!!一人は校舎の壁をよじ登っている。なんてやつだ……!!慌てて逃げようとするもう一人を台代わりに、校舎へと跳ぶ!!

ドカッ!!
思いっ切り飛び蹴りを入れて少年を地面に叩きつける
あと何人……?

「……時間がかかりすぎた」

これがもし実戦だったら敵に逃げられている可能性がある

一気にいこう。

気配はあと五人ほど
バッ
手を前にかざし、

「引」

「引」は周りのものを引き付けて、「爆」はそれを打ち放つ。人を引きつけるだけならいいだろ?

ビュォオオオオ

子供たち以外には反対側から同じ量の重力を。

アジトにいた頃ずっと練習していた事だ

「「「「「うわぁああああああああああああ」」」」」

五人とも恐怖の叫び声をあげて引き寄せられてくる

「タッチー!」

最後の五人を一気に触る



最後……と思ったがナルトが見当たらない。

そういえばさっきからどこに…?

「どこ見てるってばよぉぉおおおお!!!」

ドカァアアアアアン!!!!

地面が割れたかと思うとナルトが地中から飛び出てきた



バッ
「はい。」

一瞬でナルトを捕まえた。

「……って、ええええええええ?!折角すげぇ登場したのに捕まるの早すぎるってばよぉ……」

ガクッとナルトは落ち込んだ

「ならなんで出てきたんだよ」

「……………あっ。」

「全然見つけてくれないから、かまって欲しくて自分から出てきたのか……。」

…わかりやすい奴だ。

33話 「親のいない同士」→←31話 「鬼ごっこ」



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作者名:いっちー | 作成日時:2017年8月17日 23時

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