【マギ】5人目の黒いマギ【ジュダル】 (ページ19)

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心配の眼差しページ19

次の日の朝、太陽の光がAを照らし眩しさで目を覚ました

A『(あれ、私寝ちゃってたのか)』

Aは起き上がってまだ目を覚まさないジュダルの手を握った

ﾋﾞｨﾋﾞｨ

ルフが一瞬ざわめいたのと同時にジュダルが薄らと目を開けた

ジ｢ん...｣

A『ジュダル？目覚めた？』

ジ｢あ？お、ぉAか。お前が治してくれたのか｣

そう言ってジュダルは上半身だけ起き上がった

A『良かったぁ。あんまり心配させないでよね。無茶しすぎなのはほんとに変わんないよね』

そう言ってジュダルの頬の傷の部分に優しく触れた

ジ｢ん。さんきゅーな｣

そう言うとジュダルは少しだけ微笑んでAの頭を撫でた

そうしていると部屋に覆面の男が現れた

覆｢ジュダル、1つお前にやってもらいたいことがある｣

A『ちょっと、まだジュダルは完治したわけじゃないんだから』

そう言ってAはジュダルを庇うように前に出た

覆｢大丈夫だ、今回の仕事で身体の方は完治するだろう｣

A『どういうこと？』

覆｢黒い金属器を使った実験だ。黒いルフを糧にするのでお前達には都合がよかろう｣

A『だからってジュダルは死にかけてたのよ？そんなのやらせられないでしょ』

Aが言い返すと後ろから腕をひかれた

ジ｢A、俺は大丈夫だ。それに今回のちょっとおもしろそーじゃん。｣

覆｢では早速出発するぞ｣

A『ジュダル、あんた怪我どれだけ酷かったかわかる？これ以上無理したら体がもたない』

ジ｢大丈夫だから、Aはここにいろ。すぐ戻ってくるからよ｣

ジュダルは心配そうに自分を見つめるAをもう１度優しく撫でると覆面の男についていった