【マギ】5人目の黒いマギ【ジュダル】 (ページ12)

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寄り道ページ12

バルバット王宮を後にするとAとジュダルは絨毯に乗っていた

ジ｢なぁA、ちょっと寄り道していいか？｣

A『いいけどどこ行くの？』

ジ｢バカ殿のとこ笑｣

そう言ってジュダルは二ーっと笑った

しばらくシンドバッドを探して空中を散歩していると小さな広場に人が集まっていた

A『あ、いたんじゃない？』

ジ｢あーあ、こんな所に嫌がったのかあのバカ殿。俺も混ぜてもらおっかなぁ～？おーぃ！シンドバッドーー！｣

大きな声で叫んだジュダルは絨毯から飛び降りたのでAも慌てて後を追った

シン｢?!｣

ジ｢よっ！バカ殿！ここで何してんの？｣

A『ちょっとジュダル置いてかないでよ』

2人が現れた瞬間にそこに集まっていた人々の視線は一気に2人にそそがれた

シン｢ジュダル、お前アブマドの手先として来たのか？それとも煌帝国のか？｣

ジ｢......あ？ああ！違う違う！正直俺そういうのどうでもいいから！｣

そう言ってジュダルはパッと笑顔を見せた

シン｢貴様らこの国で一体何をする気だ？｣

ジ｢さぁ？親父共の考える経済ってのは俺にはキョーミのねー話だからな。そんなことよりわかってんだろ？シンドバッド、俺が好きなのは…戦争だよ。｣

ジ｢強いんだぜ！俺のいる煌帝国は。兵隊も沢山いる、迷宮攻略者の将軍もいる、迷宮怪物軍団だってできたんだぜ！すっごいだろ！｣

A『(はぁ、なにやってんだか)』

シン｢貴様ら..｣

ジ｢でもな、1番凄いのは...｣

そう言うとジュダルはAを自分の方へと引き寄せた

A『ちょっ...』

ジ｢こいつ俺と同じマギなんだぜ？Aはなすっげぇ強いんだぜ？煌帝国にはマギが2人もいるんだよ！すげぇだろ！｣

シン｢なっ！？マギが2人だと？！｣

シンドバッドだけではなくそこにいた人達の視線がAに注目した