七十四話【覇走豊臣大本隊! 本気の慶次、断腸の抜刀!!】 ページ28
風香side
小田原へと向かっている最中、私達は人が倒れているのをみつけ、すぐにその人の側へと行くと、その人の正体は、前田慶次さんだった。私は馬から降りてすぐに、慶次さんの右側へ行き、右手をそっと握りしめ、神の囁きを使った。すると、その反対に、政宗さんが来て、その前でしゃがむと同時に、慶次さんが目を覚ました。
前「久しぶりだな。独眼竜。風香ちゃん」
風「お久しぶりです。前田慶次さん」
伊「アンタ、いつになったら本気でその刀を振るうつもりだ?」
前「俺は、いつだって本気だよ。いつだって。何でもかんでも、力でねじ伏せちまったら、争いってやつは、なくならねぇ」
力でねじ伏せる。昔の私なら、そうしていたであろう。でも、慶次さんの言う言葉を聞いて、私は改めて実感した。その後、慶次さんは、私達に人と言うものを語ってくれた。
前「アンタも思わないか?独眼竜。風香ちゃん」
慶次さんはその後、泣きそうになりながら、私達に、何故、どうしてと、言ってきた。悔しかっただろう。辛いだろうに。悲しかっただろうに。でも、
伊、風「アンタ/貴方は逃げなかった。それだけはわかったぜ/りました」
あっ、政宗さんも同じ事を思っていた。
伊「それと、豊臣秀吉って男は、どうやら思った通りの奴だったてこともな」
風「秀吉さんと慶次さんがどういう仲なのかは知りません。だから私は、それを知らぬまま、豊臣秀吉を倒します。いいですね?」
前「・・・・・あぁ」
私はそれを聞くと、すぐに神の囁きを使うのをやめ、すぐに馬に乗った。慶次さんの思い。確かに受け取りました。私は、貴方の思い背負い、これから秀吉を倒す。絶対に。
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